ぜたいりつ
ナゼ対立しないんだと訊かれたら、限界があるからと返す。
対立では限界があって、一向に話はすすまない。
おなじ方向を向いて、そこから話は深まっていく。
相手がまちがっていても、おなじ方向を向いてから、話を展開していく。
できれば、相手が理解できなくても、待てる余裕も欲しい。考えはそう変えられない、時間がたっぷりいる。
待ちながら、おなじ方向を向きながら、自分の考えはそっと添える。
対立はしない。対立は自己満足か、勝ち負けか、泣き寝入りで終わる。それが対立の限界。
ナニも話は進まない、平行線のまんま。最終的に得られるモノは、何一つ無い。
おなじ方向を向いてから、初めて進む。むろん最初は動き出さずに、ナニも変化はないかもしれない。
それでも動き出せば、深まり進む。それが唯一の、前に進む手法。おなじ方向、それ以外はありえない。