きんきんに
企業のカタチは、ある程度コントロールがきく。
政府は、民間のするべきコトに、口を挟まない方がイイ。手を出してイイ事はない。
ただ、政府には強い権限がある。それは自覚した方がイイ。法ではなく税制、それを自由に出来る、それがとてつもなく強い。
企業は利益を追求する。損得で、その形を変える。得の方向に動き、損からは逃げていく。
税制を駆使すれば、企業のカタチは、ある程度コントロールできる。
たとえば、同じ利益を上げていても、社員をたくさん雇っている企業の税を、安くする。
たとえば、同じ利益を上げていても、社員数で割ってどれだけ分配しているか、独占しているか。独占しているほど、キンキンに税金をかけていく。
そうなれば、社員をたくさん雇い、利益を分配した方が、得となる。
そう思えるほど、社員が少ない企業、利益を独占する者には、キンキンに税金を背負わせる。
政府には、税制によって企業のカタチを、変えるコトも出来る。それはとても危険で、とても有用。
またはナニもしないで、企業はだらしなく利益だけを追ってしまうカタチも、とても自然。
ナニもしないで、社員をコストと思うのも、搾取して利益を独占するのも、やっぱり自然。
どちらが社会にとって良いのか、政府はナニをするべきか。どういう税制にして、企業にどういうカタチになってもらおうか。
今政府は、ナニもしていない。これからもナニもしない可能性は大きい。
ナニもしないにしても、それだけ強い権限を持っていると、自覚を眉間に焼き付けて欲しい。
そしてできれば、企業が暴走する時、キンキンに税をかけるコトで、企業を整流してもらいたい。
今、まさにそれが求めらている時代。