空想の巻
子供の頃、昔話やおとぎ話は、ワクワクしながら読んだ。その奇想天外な展開が、子供心をくすぐったのだろう。普通だとつまらない。いっぱいの不思議が入っているから、ワクワクする
昔話やおとぎ話は、我々の生活と全く違うように思える。ただ、共通する部分も多いだろう。特に基本的な所は共通している。たぶん、そこまでいじってしまうと、ワケが分からなくなるのだと思う。そこで今日は、昔話やおとぎ話でもやっていない、基本的な所をいじってみる実験をしたいと思う
基本的な所と言うのは重力
重力がないのは無重力。地球上の重力がなくなったらどうだろう。水は下には落ちない。当然雨も降らない。海は空を飛び、大気もどこかに無くなってしまう。この段階で地球上の生物の99%は死滅してしまうだろう。重力がなくなるというのは、地球が死の星になることだろう
無重力は乱暴な考えだった。なので半分の重力の、半重力とする。この場合はどうだろう。体重は半分になるから軽くなる。雨が落ちてくるのもゆっくりになるかもしれない。人もジャンプしてもゆっくり落ちてくる。着地のダメージも小さくなるだろう。ただやはり空気は薄くなるし、気圧も低くなる。水の沸点は下がるので、暖かい食べ物は、食べにくくなるかもしれない
重力という基本的なモノをいじって考えるのは面白い。重力が低くなるというコトは、もしかすると体は巨大化するかもしれない。巨大になっても負担が少ない。まるで巨人のように変化しても不思議ではない。人間がそうなのだから、他の生物も巨大化するだろう。恐竜のような大きさの爬虫類が出てくるかもしれないし、植物なども巨大化するだろう。そう考えると、恐竜の時代は今よりも重力が少なかったのだろうか。地球の回転が速ければ、それだけ遠心力が働くので、重力が軽減されたと考えてもおかしくはない
実際の所は分からない。でも考えるのは楽しい
もし大昔の方が、重力が少なかったとしたら、地球の重力はどんどん強くなっているのかもしれない。回転が少しずつ遅くなっているとしたらどうだろう。遠心力が少なくなる分、重力は強くなるだろう。実際自転が遅くなっている言う話もある。参考までに 重力が強くなるとどうなって行くのだろう
より強い重力がかかるので、生命は小型化するかもしれない。雨や雪の落ちてくる速度も上がるかもしれないし。水も100度を超えても、沸騰しないようになるかもしれない。体への負担は増えるので、2階から飛び降りて、全身骨折なんて事も考えられる。重力が強まった世界も、今とはまるで違うモノになるだろう
重力が変化しないと誰もが思っている。でも実際には結構変化している。絶対的だと思われている、基本的なモノをいじってみると面白い。昔話やおとぎ話のように、奇想天外に近い展開がそこにあるからとても面白い
2009年9月27日〜10月3日までの私のブログトップ3を、わたし自身が選んでおります。よろしければお読みください。 1位 おと 2位 おきゃくさん 3位 げんてんでした。本日もお読み頂きありがとうございました。またおいでください