多分分かる世の中の事

なんだろう?

多すぎるの巻

赤ちゃんは生まれたばかり。見えるモノは、ワケの分からないモノばかりだからとても自由。まだ世の中に沢山のルールがあって、不自由に出来ているなんて思っていない

世界地図を持たなかった時代の人は、赤ちゃんと同じでとても自由。海の向こうの世界も知らず、その広がりを想像するコトも出来無い。だから脳は知りたがる。想像出来ない世界ならとても知りたがる。それが脳のお仕事。手に負えないモノを区切り、理解して地図に起こしていく

理解すると価値を知りたくなる。どれだけの利用価値があるかの確認。これが支配の始まりだろう。沢山人が居て、手に負えないとする。同様に区切り理解する。その線引きの後、利用価値を調べる。脳は手に負えないモノは区切り理解する。そして価値で線引きして支配する一連の流れがある。学びも、この一連の流れの中に取り込まれる

人が線引きされ、処理しやすく価値付けされる。学びが線引きされるのは、実際の学びとは関係無く脳の仕業。脳はいつでも線引きして理解する。別の言い方をすれば、壁を作り出すコトで初めて機能する器官。実際の学びは、壁を壊す働きをする。知識自体も壁を取り払って自由にしてくれる。とても不思議。知識も理解も脳が作り出すモノ。にも関わらず片方は壁を作り、片方は壁を壊す

このカラクリを解くコトが出来ればいろいろ解るだろう。そしてそれをコントロール出来れば、ヒトは壁で自分を守らなくても良くなるだろう。なのでその答えを探る。おそらく、価値を作る所にポイントがある。価値を作りすぎてしまうその余計な行為にこそ核心があるだろう

人がしてしまう余計な行為。脳がやり過ぎる余計。それは判断基準が2元しかないところから来ると想像する。上か下か、好きか嫌いか、どちらにしろ2元的。脳の限界だろう。脳は多元の判断が出来ない欠陥を持つ。その欠陥についてのお話は、また次の機会にしよう

2009年8月16日〜22日までの私のブログトップ3を、わたし自身が選ぶコーナーです。 1位 くつう 2位 ちから 3位 いきのこるでした

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