多分分かる世の中の事

必死

悪い所の巻

漫画だと、絶望の淵に追い込まれた主人公は、一発逆転の必殺技を出す。追い込まれて、必殺技を出すから効果的

それは漫画の話で、現実社会だと必殺技を出すというわけにも行かない。ワザと追い込まれるというのも、少ないだろう。どちらかと言えば、必死になって取り繕うとする。何とかしないとと、誤魔化しに走る。確かに何とかしないといけない状況はある。ただ、必死にならないと何とかならない・・・・・かといえば、そうとも言えない

物事には悪い部分と良い部分がある。必死な時は悪い所ばかりを見てしまうモノ。現実社会ではどつぼにはまる典型だろう。必死になった所で、何ともならないのだ。もしかするとイイ所を探した方が、打開策が見つかるかもしれない。今の状態を冷静にとらえ、イイ所も探してみる。一旦一呼吸置くのも良いだろう

まるで漫画の主人公のように、にやっと笑ってみせる。そして同じコトをするにしても、よりスマートに楽しげにやってみる。それだけでも、周囲は驚くだろう。必死にする事を周囲が望んでいると思ったら大間違い。楽しんでやろうが悲壮感を持ってやろうが、結果が良ければ周囲は許す。そればかりか、悲壮感ではなく楽しげに取り込む姿は、安定したイメージを作り信頼を勝ち取れるかもしれない。漫画の主人公のような必殺技は使えない。ただ、マズイ状況の時ほど、楽しげにやる事は現実的な必殺技となる

2009年7月の月間大賞を発表します。月間大賞は でした

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