犬はなんであんなにエサに喰いつくのだろう。まるで呑み込むように、ガブガブと喰いつく。野生の本能だろうか
考えてみれば、人間という生命もいろんな物に喰いつく。人によって何に喰いつくかの差はあるけれど、喰いつく時は犬にも負けてないかもしれない。ガブガブと分かり易く外には見せないが、内心ではガッついている
その喰いつきだけれども、どうもそれ自体に意味は無いように思える。喰いついたその後に本当の意味は隠されているのだろう。たとえば、犬のガブガブは体を維持する為の食料を得る行為。食料を得る為に食いつかされていると考えてもイイだろう
犬だけではない。人間が喰いつく場合も、おそらくは喰いつかされている。まるで何かに操られているかのように、そういう行動をとるのだろう。簡単な話、操っているのは遺伝子。彼らが操っている事は、容易に想像がつく
遺伝子は生きる為に、生物を操っているのだろう。知らず知らず喰いつかされているのは、遺伝子の仕業であって、本当に必要なモノはその先にある。生きる為の戦略があり、その中で翻弄されているのが生命。そう言えるのではないだろうか
生きる為に必要ならば、遺伝子に操られるのは正しい。何一つ間違ってはいないだろうけれど、ただ遺伝子はいつでも少し古い。過去の蓄積が遺伝子であり、今現代に対応するモノではない。今現代は、遺伝子には分からない。その分は今を生きる者が担わなければイケナイ。しっかりと判断。それが求められる
あまりにも喰いつく事に囚われているなら、少し冷静にクールダウン。その先にある本当の意味を踏まえ、行動は決めていくべきだろう。時に犬のように振る舞うのも、それはそれで魅力的だけれども。ガブガブ呑み込んで良いのは、やはりワンちゃんだけで良いようだ
2009年7月5日〜11日までの私のブログトップ3をわたし自身が選ぶコーナーです。 1位 ヂカラ 2位 ごみ 3位 きげん あと3つもとてもイイので紹介します! たりないとえねるぎーととちゅうでした。この週の考察は素晴らしいと自分で思います