多分分かる世の中の事

夢の中に

必要の巻

忘れ物をする。必要な物を忘れて、取りに帰る。物ならばそれで良い。それがもしも、必要な知識だったらどうだろう

今必要な知識が自分にはない。そうなったら、学ぶという行為で身につけるしかないだろう。身につける事を、忘れていたというコト。忘れていたので、気づいた段階で身につけるしかない。大人になってからの学び。大人になってからの学びは、必要に迫られてというコトが多い。身につけなければイケナイが、限られた時間が追い詰める

子供の頃の学びは、切羽詰まってやっているわけではない。みんながやっている、そういうものだからと、理由は曖昧。それだけに気楽だし、時間もそれなりに用意されている。そんな曖昧な気持ちでは、身につける事を忘れてもしかたがない。自分の中で、気持ちが固まっていない

いつだって学べるのだけれども、いつだって身につけるというのはそこそこ大変。時間をかけて学んだ所で、すっかり忘れる。身につけても、キレイサッパリ忘れてしまう。それが学びの難しさ

夢を見る。まるで映画のように、自動的に流れる映像。その中で好きと嫌いという感情が、涌いてくるのだろう。その好きと嫌いを元にして、とっておく記憶と忘れる記憶は決められているのではないか。そんな気がする。だったら、とりあえず学ぶ物を好きになるように。嫌いなら、夢を見ながら捨てちまうのだから、それだけは避けたい

せっかく時間をかけて学んでいる。大人の学びも、子供の学びも、身につけたいなら好きでいる事から始めたいもの。忘れない学びはそこから。学びの半分は夢の中に、重要な要素が眠っている。それを忘れないように

2009年6月28日〜7月4日までの私のブログのトップ3を、わたし自身が選ぶコーナーです。 1位 ひょう 2位 ねまわし 3位 いきるでした

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