深層の巻
人生の学びの時間。それはちょっと辛い。ちょっとというよりかなり辛い
近くの人がそんな状態の時、何とかしてあげたくなる。当然の反応だろう。ただ、同時にそれをするべきではないとも感じる。心の声とも言うべき感覚的なモノがそれを妨げる
辛い状態が、その人にとって学びの時間だと薄々感じるからだろう。いや、下手をすると周りの人間にとっても辛い学びの時間
人生の学びの時間は、おそらくとても辛く逃げたくなるモノ。だからこそ深層の部分にある本当に必要なモノが見えるのだろう
世の中は小綺麗で軽い、上辺だけで成り立っている。それは作られた世界。それを本当だと思わない方がイイ。学びは作り物の世界ではなく、避けたい本物の世界を教えてくれるのだろう
辛い本物の世界なら、無い方が良いような気がする。確かに自分だけならそうだろう。ただ、学び終えた人は自分が当事者になる。当事者は他人に対しても、寛容でとても優しい
深い思慮を持ち、安易に誰かを責めない。人としてはとても立派な存在だろう。みんなが目指すべき存在。人生の学びは、人に成長をもたらす
辛い時間。だとしても安易に救わない方がイイだろう。解決しないのは辛いけれど、それも学び。だからといって何もしないのも辛い
寄り添う。何も解決しなくても、寄り添い続ける。答えは自分で見つけなければイケナイ。提案は良いだろう。ただ決めるのは本人。成長するべきは本人
うまくいってもうまく行かなくても学びの時間