古代の巻
昔どこの国か、決まっていない中間があった
全てが区切られる前。僻地と言われる所では、どこの国の人間かなど決まっていない中間の人達が居た。おそらく流れ着いた人達が交わり、どちらともつかない中間の人達となったのだろう
彼らにとっての敵は自然。肩を寄せ合って、その自然相手に堪え忍んで生きてきたと想像出来る。日本ではアイヌがそうだろう
日本人ともロシア人ともつかない中間の存在。そんな中間の人達は世界のいろんな所に存在する。ただ、中間の人達は小数。移動手段が発達し、領土拡大する多数の人達にもてあそばれてしまった歴史がある
それは区切る時代の象徴だろう。ならばこれからは、中間こそ大切にする時代になっても良いように思う。どちらではなく、どちらも。実はその方が自然
どの国の出身かなんて関係無い。ただの人間。自然を相手にする生活の中で、出逢い恋に落ちる。厳しい自然と共に、人同士が寄り添って生きるカタチ
場所を少し移す。対馬は、当時日本と同盟国であった朝鮮との中間の場所。先進国であった朝鮮。対馬は現代日本の領土だが、そんな区切り方で良いのだろうか
現代でも、中間の場所で良いような気がする。双方が得になるような、独自のルールを作り、中間の地として自治を行う。そんな場所があっても良いように思う
それ以外の国との外交も同じだろう。まず中間の場所を作り独立したルールを採用して交流を盛んにする。その中で、沢山の若者が恋に落ちるだろう。それはとても素晴らしいコト
中間の人達を尊重するコトで、より良い世界が出来るのではないだろうか。中間の人達が住みやすい世の中は、双方の得を考える配慮のある世の中。つまりパワーゲームではない世の中と言えるだろう
従来の区切っていくパワーゲームの世の中から、そろそろ抜け出す時期ではないだろうか。その為に必要なのは、中間を大切にするコトだろう
どちらかではなくどちらも。パワーゲームではなく、寄り添い。それを次の世界のテーマにしても良いように思う
2009年1月18日から24日までの週間トップを発表します。 1位 あまんじ 2位 のほころび 3位 おくりこんでした。4年半前の事なので今では違う状況になっていたり、そのまま通用したり、いろいろだな〜