責めるの巻
ヒトの失敗を責める
失敗した事がない人は、平気でヒトを責めるだろう。悪者として打ち据えるだろう
おっかない話と思う。ただしてしまう事。よくあるコト。順風というのは、そのような危険もはらんでいる。失敗をした経験が無いので、他人事になるのだろう。他人事なのでいくらでも残酷になれる
同じ失敗をしていれば、ヒトを責める事がし難くなる。なぜなら自分も以前してしまった失敗。当然それを踏まえての対処になる。自分を打ち据える事はしたくないので、ずいぶん穏やかな対応になるだろう
自分基準が人間の基本。とするならば、失敗の経験はある程度揃えておきたい。そして記憶の中にちゃんと留めておきたい。それでずいぶん穏やかになるだろう
人の痛みが分かるという表現はよく聴く。同じ痛みを知っていれば、それだけ優しくなれるだろう。優しさの道は痛みを沢山知る事だと思う。なので、順風過ぎるのは不安になる。痛みのチェックポイントを通らずに次に行ってしまうから
いろんな人の痛みが分かるまで、自分の中に経験として痛みを揃たい