演出の巻
伝えるというのは難しい。それが今まで存在しないモノとなれば、なおさら難しい
それをどんな形で伝えるか。それはとても難しいだろう。どんなに素晴らしいモノでも、伝わらなければ意味は無い。特に今までに存在しなかったモノは、理解するコトも難しい
スティーブジョブズはプレゼンの天才だった。もし彼のプレゼンが下手だったらどうだろうか。あれが出来ます、これが出来ますと並び立てるだけで、購買意欲にまで繋がらないだろう
彼は何をしたか。おそらくどのプレゼンにも、驚きがあった。今までにないのだから、驚きがあるのは当然だろう。その当然のコトをどうやったら伝えられるか。よくよく見れば、とんでもなく工夫している
書類の封筒やら、ジーパンの小さなポケットやら、選び抜いて小ささや薄さのアピールをする。それは、見ている人を驚かせ、ワクワクさせる
驚きがワクワクになって購買意欲になる。素晴らしい連携だろう。なるほど、驚きの演出が必要なのか。おそらくそれが足りない。そこにチカラを注ぐ意識が足りない
今までに無いのなら、演出して驚きを作らないと。そこに見本はない。探し出さないとイケナイ。スティーブジョブズも探し当てたのだろう。その驚きの答えがどこにあるかを、とんでもない時間をかけて
ずっと探さないとイケナイ。この手間はかけたい所。イイ物を作って終わりではなく、驚きを含むプレゼンまでやる。学ぶコトは沢山ある。故人から学ばないのはモッタイナイ。探していきたい、手間をかけて