安定の巻
世の中には型というのが存在する。型があることで、スムーズに物事が進むのだろう。それは安定を生む
経済活動も型の一つかもしれない。経済というのはとても自由なようで、それなりに型がある。型通りにすることで、スムーズに流れてもいるのだろう
型というのはお約束事。お約束の中で、余計な事を考えずに、生活は出来る。お約束事通り行かないとすれば、その都度その都度考えなければいけないだろう
経済活動の場合、型通りに動く所と、型を打ち破って動く所の両方が必要だろう。いや、経済活動に限らず、あらゆる事で両方必要なのだと思う
ただその兼ね合いは難しい。型を打ち破っても、そのあとしっかりとシステムを構築しなければ、その前よりヒドイ状態になってしまう
型通り行きすぎても、とても窮屈で融通の利かない社会になっている。そんな中では、従属的に無責任に振る舞うようになるだろう
型通りに動く所と、型を打ち破る行動と。どのくらいで棲み分けられるのだろう。コレは型というのが、誰の為かに掛かっているのかもしれない
誰の為に型通りに動くかと言えば、対象になるヒトの為。それがもし、自分の身を守る為の型であれば、おかしくなっていくだろう
安定はするだろうが、腐敗や馴れ合いもはびこってしまうと思う。それは質の低下を生むだろう。型というのは、より高いレベルでの安定を生むモノでなければイケナイ
なるほど、とすると意識の高い型が必要と言うコトらしい。意識の低い型は、堕落させる一方。社会の害になるだろう。意識の高い型は、安定感を生み良い流れも作るだろう
同じ型でも時代とともに古くもなる。意識の高い型だったのが、意識の低い型に変わるかもしれない。その時には、型を打ち破る必要があるのだろう
型というのは、守るべきモノと壊すべきモノがありそう。守るべき型には従い、壊すべき型は壊して新しい型に置き換える。それが私たちがするべき事
2008年7月の月間大賞を発表します。月間大賞は、自分よりもでした!!