多分分かる世の中の事

やりすぎる

親切の巻

やり過ぎるほどに、遠ざかっていく。とても親切であっても、逆効果で遠ざかっていく。人というのはとても難しい

よかれと思ってやったコトでも、逆効果というコトはある。ヒトは自由を好むのだろう。望んでいない親切は、邪魔でしかないように思う

ヒトは好き勝手にさせて欲しい。その上で困った時に手をさしのべて欲しい。というような、とても厄介な存在なのだろう

積極的が良いように思うが、相手のペースではないので嫌がられる可能性がある。あくまで相手のペースというのが重要なのだろう

ただ、相手のペースはどうすれば分かるだろう。これはとても難しい。何もしないで勝手にさせれば良いというわけでもない

すごく準備して、考えるだけ考えて、あとは全部渡す。そして困った時にだけ、手をさしのべる。準備を完璧にこなして終わりではない。そういうことかもしれない

準備をして、全て渡す。そしてそこからが始まり。相手の心は分からないけれど、その振る舞いを見て判断するしかない

思っている反応がなくても、まったくゼロとは限らない。ほんの少しだけ、気になっているかもしれない。一度だけのノックでは響かなくても、何度もノックすれば響くかもしれない

100回になるか、1000回になるか分からない。何度も何度もやるしかない。空振りを沢山することになる。それでイイのだろう。ともかく振り続けることが重要

マクドナルドだって、行列をヤラセで作って、イメージ作りをしていたこともある。大手も必死で人の心を動かしている。結局人の心はそれほど動かしにくいモノなのだろう

人の心は動かしにくい。だからこそ何度も何度も、やり続けるしかない。しかもおせっかいになってはいけない。親切というのは、おせっかいでしかない。全て渡すのが基本。渡してその行動を観察。それを見てまた対策を練る。そしてまた渡すの繰り返し

なんとも面倒だが、人の心はそれほど難しい。一度火がつけば、何もしなくても次次と動き出してきたりもする。初動が一番大変なのだろう。流れを作る最初段階では、一滴一滴生み出していくしかない。そう思う

2008年7月13日〜19日
までの、週間トップを発表します。1位 主人公にすればダレでも 2位 表現のチガイ 3位 じっくりと見つめてしまう 4位 うらやましい

-多分分かる世の中の事