揺れ幅の巻
地球温暖化が叫ばれてから、結構経つ。実際温暖化に向かっているのだろう。温暖化すると言っても、いきなり砂漠になるわけではない。調節弁がある
温暖化にならないように、調節してくれる働きはある。それは海水。もしも実際温暖化しても、海水が蒸発する時に気化熱を奪うので、気温は下がってくれる
海水があるおかげで、いきなり砂漠化はしないだろう。どんどん海水は気化するだろうけれど、気温はある程度の上昇で収まってくれる
気温については、ある程度の上昇で収まってくれるだろうけれども、天候の振れ幅は大きくなるだろう。海水がそれだけ気化しているワケだから、雨の量は増えるように思う
気化した水蒸気が、その後雨として落ちてくるのだから当然だろう。ただ天候はそれほど単純ではない。とても複雑に影響し合って成り立っている
場所によっては、雨が降らない所も出てくるだろう。場合によっては、寒冷化もするだろう。しかもそれが穏やかにではなく、とても激しく
温暖化はエネルギーの放出が、激しいあらわれだろう。海水が調節はしてくれる。調節はしてくれるけれど、ブランコを激しく揺らすようなモノだから、天候も激しくなるだろう
海水のおかげで、ブランコが行きっぱなしにはならない。必ず戻っては来るけれど、その振れ幅は大きい。しかも複雑な要素で成り立つ天候は、様々なカタチでその振れ幅を示すように思う
最近世界中で、大きなヒョウが突然降って来ている。これも、振れ幅が大きい影響かもしれない。豪雨が集中するのも、振れ幅が大きい影響かもしれない
もう始まっているのだろう。おそらくその振れ幅は、これからも大きくなるだろう。ただそれも分からない。ある年は不思議と穏やかかもしれない。複雑に現れるので、どんなコトが起きても不思議ではない
海面上昇や、砂漠化といった分かり易いモノばかりではない。日常的に感じられる事が、振れ幅の大きさを示している。これからどんなコトが起こるのか。どんなコトが起きても不思議ではない。手遅れにならないうちに、振れ幅を小さくしたい