繰り返しの巻
何千年前の人が言ったコトが、現代にも通用する場合がある。人間はさして進歩しないのだろう。進歩するところもあるし、まったく進歩しないところもある。そういった方が的確か
何で何千年前の人が言ったコトが、現代にも通用するんだろう。現代のヒトが言っているコトと、何千年前のヒトが言っているコトが同じだとすると、どうなるのか
あまり考えたくないけど、その時代その時代で、同じコトを言っている。繰り返し繰り返し訴えている。訴えている内容は、大して変わらない
これはどんなコトを表しているのか。おそらく固定された問題点を、いつでも抱えている。人間は、何千年も変わらず固定された問題の中にいる
国取りをして沢山死んでいたり、病気ですぐに死んでしまう大昔と、現代とが固定された問題の中にいる。繰り返し繰り返し、問題は起こり続けている
そこに人の本質があるのか。人とは、そんな問題を解決出来無いのだろうか。おそらくそうだろう。ではその問題について考える方が、間違っているのだろうか
いや、もしかすると考えられるコトが幸せなのかもしれない。解決するコトより、考えられる幸せを与えられているように思う
文明は進んでいき、未来の人間はその優越感に浸るだろう。ただ、固定された同じ問題に悩まされる。永遠にくり返される、進歩と無進歩。無進歩があることもありがたいのだと思う
ヒトに永遠に与えられたテーマ。それがあるから、人は前に進んでいられるのだろう。もし全てを解決したなら、人は後ろに下がるコトになる。そう考えると固定された問題は、ありがたいものだろう。人の為に与えられた、永遠のテーマ
2007年11月の月間大賞を発表します。月間大賞は、電気が時間を食べていると言う名言を残したべんりでした