信じるの巻
信じると疑う。信じる方が良い印象で、疑う方が悪い印象。おそらく信じるのは肯定。だから印象も良いのだろう。疑うは、否定だから印象も悪い、そんなところか
疑うというのが必要な場面もあるだろう。悪い印象のモノだが、場面によっては必要なモノ。例えば医者。医者がいろんな病気を疑って、いろんな治療が可能になるのだろう
もしも医者が病気を信じたらどうだろう。病気を信じるというのは、決めつけに近い意味合い。患者などほったらかしで、自分が信じた病気の治療をするだけ
これは困りもの。医者ならば、いろんな病気を疑って欲しい。いろんな可能性の中から捜しだしてほしい。疑うというのは捜すと言うコトでもあるのだろう
信じるというのは現状肯定。疑うというのは現状以外の可能性を捜すこと。疑うというのは正すことでもあるのだろう。逆に信じるというのは、正さないとも言える
あえて正さないというのも、心地良いかもしれない。間違えを分かって受け入れてもらえたなら、それはそれで嬉しい。自分の身になると、信じて貰える方がやはり嬉しいだろう
信じるというのは、間違ったままである可能性があり、疑うというのは正しい答えを導き出す方向性でもある。正しさが欲しいなら、疑った方がイイだろう。正しさより許しを欲しいのなら、信じた方がイイだろう。信じると疑うというコトでも、これだけいろんな方向性が隠されていた事がわかった