修正の巻
テーマを持つ人間と、テーマを持たない人間。人ってとっても、揺れやすい。テーマを持たない人間は、その時の気分で行動も揺れていくだろう
それはとても場当たり的で、不安定な行動を招く。人は元もと不安定な生き物なのだろう。場当たり的な行動がとても自然と言える
面白いモノで、場当たり的な行動をした後で、反省するのも人の特徴だろう。何であんなコトをしてしまったのか、自分でやって自分で反省する
過去というのは書き換えが出来ない。やってしまった事は、消すコトが出来ないだろう。場当たり的な行動をした時の自分と、冷静な自分では、自分の位置が違っている
不安定というコトは、振れ幅が広いというコトだろう。振れ幅が広ければ、自分のポジションも目まぐるしく変わっているという事。それなのにいつも自分は原点ゼロにいて、動いているコトに気づかない
これは地球が自転も公転もして、猛スピードで移動しているのに、地球上の人達がそれに気づかないのと一緒だろう。自分はいつでも原点ゼロにいて、安定していると思い込んでしまう
だから、場当たり的な行動をした自分に気づいた時、人は慌てふためくように思う。自分がそんな事をしたなんて、自分で信じられない。何とも無責任な態度だが、真実のように思う
人は不安定なのだから。不安定で振れ幅が広い、目まぐるしく変わっているのだから、原点ゼロにいて安定していると思っているコト自体がどうかしているのだろう
そんな人という動物に、テーマは有効と思う。テーマというのは、自分の行動を修正してくれるモノ。そのテーマに反する行動をしている場合、大事に至らない段階で気づくコトが出来る
振れ幅が広いニンゲンにとって、テーマという基準を持つコトで、不安定な自分の行動を安定させる事も可能だろう。人にテーマは必要なのだ
何をテーマにしようか。それはその人それぞれだろう。あるべき自分、より良い状態の自分をイメージするコトで、テーマは見つかるように思う。テーマに合わせていこう
テーマを持ち、事あるゴトに確認していく。確認して、テーマよりズレているようなら、それを改めよう。それだけで人は安定する。良いテーマを持って、修正してみよう
2007年11月4日〜11月10日までの週間トップを発表します!1位 コレクター 2位 職人の神様 3位 きりかえでした。見れば分かる!!