ぶつかるの巻
人生の中で、壁にぶつかる事はよくある。人は壁にぶつかるのが嫌いなのだろうか。とてもそうとは思えないけれど。どちらかと言えば、壁にぶつかるのが好きなのではないかと思う
日々の生活があって、いろんな壁が待ち構えている。その道のプロであっても、いつでも壁がありそれにぶつかっている。いや、あえて壁を作っているのだろう
壁は張り合い。自分が落ち込むためにあるのではなく、自分を奮い立たせるために存在する。それが無いと、張り合いが無くなってしまい、持て余してしまう
自分を磨くためには、壁が必要なのだと思う。当然、自分で決める壁が好ましい。誰かが決めた乗り越えられない壁があったら、それは越えられずに落ち込むしかない
巻き込まれる壁も、厄介だ。準備も対策も打てないまま、呑み込まれる。こんな壁なら、耐え凌ぐの一択。日々の壁もあって、不確定要素の壁もある。どっちも壁だけれど、絶対必要な気がする
越えようが、翻弄されようが、壁は壁。一体壁とは何なのだろう。いや、壁を前にしてどう振る舞えるかが重要なのか。おそらくうまくは振る舞えない。立ちすくむだけになる事も多いだろう。それでいい気がする
立ちすくむ時期というのが、必要なのかもしれない。そんな風に思えないだろうか。なぜ必要なのかは分からない。ただ壁は新たな可能性を示してくれる気がする
日々の壁も、巻き込まれる壁も、新たな可能性を示すのだろう。もちろんリスクは伴うので、極力出逢いたくない。リスクか。リスクのある所に、新たな可能性は生まれるんじゃないかな
安住の中では、新たな道を探す必要は無いからね。そうだリスクの中で人は新たな可能性を生み出し、進化してきた。壁とは小さな進化のための道具か。なるほど
2007年5月の月間大賞です。それは、楽しむしかあり得ません。これスゴイね!