差の巻
<再現は、完全記憶。知っているだけでは、細部が抜け落ちている。そんな不完全記憶では、再現出来ない>
そのモノを知っていても、自分が再現出来るかと言えば、まるで出来無い。これってどういうコトなのか。知っていると、再現するのにはとても大きな差がある。今日はその差について、考えてみる。わける・・・・・・・・・・・・
見分ける。知っているというのは、見分ける事が出来るコト。他のモノとの違いが分かれば、見分ける事が出来る。とすると、違いが分かっていても再現は出来ないのか。・見分けられれば、そこそこ分かってるから、再現も出来ると思っちゃうけど違うみたい。あいまい・・・・・・・・・・・・・・
あいまいなイメージ。再現するには、とても曖昧すぎるイメージ。明らかに足りない。再現する為に、必要なモノが揃っていない。・絵を描けって言われた時、どんだけ見てなかったんだよって、自分でびっくりするくらい分かってないからね。さいぶ・・・・・・・・・・
特に細部。再現出来ない理由がどこかと探って行くと、特に細部となる。こまかな部分が分からない。知っていても、こまかな部分が抜け落ちてしまっている。・知ってるんだから、こまかな部分も分かってるだろうと思ってるから、出来なさ過ぎてがくぜんとしちゃうんだよね。ぽいんと・・・・・・・・・・・・・
ポイントだけ。知っているというのは、特徴的なポイントだけ押さえている。そのモノの特徴的なところを見つけて、そこだけを記憶している。・頭の中に入っているのは、特徴的なところだけで、他はなんにも入っていないってコトだね。いち・・・・・・・・・・・・・・・
位置関係。特徴的なところだけでは、位置関係も分からない。物と物との位置関係が分からないので、まるで再現出来ず、適当になってしまう。・適当に再現した物が、実際と違い過ぎるって言うのは分かるんだよね。なにが・・・・・・・・・・・・・
何が足りない。違い過ぎても、何が足りないかは分からない。あきらかに違うけど、記憶を探ってみても見あたらない。その時の絶望感。・再現出来ると思い込んでたのが、まるで出来無いって現実を突きつけられるワケだね。みる・・・・・・・・・・・・・
よく見る。絵の先生が、よく見なさいと言う。これは、知っていると思ってもそれは特徴だけだから、抜け落ちている細部までちゃんと記憶しなさい、というコトだと思う。・絵を描くのは再現だから、記憶してパーツを揃えておかないとね。ぎゃっぷ・・・・・・・・・・・・・
ギャップを埋める。知っていれば再現出来るという思い込みのギャップを埋める。知っていても、再現など出来ない。その現実を受け止める。・細部抜け落ちちゃってるんだから、その現実は受け止めないとね。かんぜん・・・・・・・
完全記憶。再現する為には、こまかな部分も含めて、完全に記憶しないといけない。知っているだけでは、不完全記憶。不完全記憶だと、見分けはつくけど再現は出来ない。日常生活においては、不完全記憶で大体すんでしまう。わざわざ完全記憶にまで、する必要は無い。なので、不完全なまま。知っているの段階でやめてしまう。ただ、記憶というのはまだ先がある。細部をおぎなって、始めて完全な記憶になる。その現実は、キチッと受け止めておいた方が良いように思う
再現は、完全記憶。知っているだけでは、細部が抜け落ちている。そんな不完全記憶では、再現出来ない
そうか、再現ていうのは、細部までキチッと記憶しておかないといけないワケだね。絵が描ける人と、描けないヒトの差って、そういう所にあるのかもしれない。絵だけじゃなく他の分野でも、出来るか出来無いかってそういう所。細部までちゃんと見ているかどうか。見ているというのは、確認しているかどうか。正直、なんにも見てなかった。もちろん見分けはつくけど、そんなモノ全体の中のほんの僅かな部分だけ。そんなモノだけで、全部分かってる気持ちになっていたなんて、ほんとアホです。知っていると再現の差がハッキリと分かったので、これから抜け落ちた細部まで、キッチリ記憶していきたいなと思います。(少しずつね)というわけで、明日に繫ぎましょう
明日は、過去ブログに頼っていく、いつものスタイルで。よ・ろ・ぴ・く!!的な感じで、はい。お・た・の・し・み・に〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!