優れた能力の巻
<人生の柱は、しまっておく。見せびらかして、振り回すモノではなく、鞘に収めておく。すがりつくようになったら、おしまい>
そんな事したらとんでもないというコトを、あえてやってみたい。自分の人生の柱、自分が持っている優れた能力をあえて抜いてしまう事。そうなったら、どうなってしまうのだろう。抜くコトで見えてくるモノがあるんじゃねぇの的なね、今日はそんな話。生きる・・・・・・・・・・・・・
生きていけるのか。人生の柱とも言うべき自分の能力を抜いて、生きていけるのだろうか。最大の武器だろうし、抜いたらどうなってしまうのか。ここは興味深い。抜いたからってすぐ死んでしまうワケじゃないけど、どうなんだろ。普通・・・・・・・・・・
普通になる。優れた能力を抜いても、普通になるだけ。別に生きていけるし、他にも能力はある。そちらを使って生きていけば良いだけの事。って、つまんね〜結論だけど、なんかひっかかる。固執・・・・・・・・・・・・・・・
固執する。引っかかるのは、自分が優れた能力に固執している事。他人がどうこうではなく、自分自身が固執しているように思う。その姿が、妙に引っかかる。自分にとって、優れた能力ってなんじゃらホイ?ってコトか。渡す・・・・・・・・・・・・・・
他人に渡せるか。優れた能力を、他人に渡せるだろうか。固執してしまうその能力を、他人に渡せるとしたら、どうするだろう。例えば継承というカタチは、渡している事にもなる。バトンを渡す感じだけど、結構微妙かも。一面・・・・・・・・・・・・
逆の一面。なにやら、思っていたモノと逆の一面が見えて来た。それは自分の武器であるハズの能力に、依存してしまっているのではないかと言うコト。つまり守りに使っている。確かにしがみついている要素も、感じる。刀・・・・・・・・・・・・・・・・
侍にとっての刀。日本の侍は盾を持たない。刀が防御の役割も果たしているから。それで、侍は刀にしがみつく。攻撃するハズの刀にしがみつく。この侍と刀の構図に似ている気がする。強みに自分がすがっちゃってるなら、かっちょわるいね。かたくな・・・・・・・・・・
かたくなになる。自分の優れた能力は、自分を守ってくれる大切な存在。もしそれを否定されたら、ムキになってしまう。すがりついてしまうと、態度もかたくなになってしまう。依存しているモノを否定されたら、恐いからかたくなにもなる。余裕・・・・・・・・・・・・・・
余裕が無い。自分で、自分の優れた能力に依存してしまうと、日々の生活でも余裕が無くなってしまう。なまじ自信がある為に、そこばかり強調もしたがる。大事にし過ぎる姿勢が、緊張を生み余裕を無くしている。あんまり得意なモノ押されるのも、周りは迷惑かも。理解・・・・・・・・・・・・・・・
理解が欲しい。優れていれば優れているほど、他のヒトには理解されにくい。逆にそれを理解して欲しいと願う。一番分かって貰えない事を、分かって貰おう行動もよくあるコト。分かって貰えなくて当然なんだ、知らんかった。鞘・・・・・・・・・・・・・・・・
鞘に収める。自分の優れた能力は、鞘に収める。誰にも理解されないような能力を、前面に押し出すのは、侍が刀を振り回すようなモノ。周りを不快にされるだけ。やめた方が良い。そうか、見せびらかすモノでもないしね。それでも・・・・・・・・・・・
それでも生きていける。自分の優れた能力を、鞘に収めても生きていける。普段は鞘に収めた状態の方が、周りも自分も緊張しなくてすむ。得意なモノほど、しまっておけってことか。ラク・・・・・・・・・・・・・・
しまった方がラク。優れた能力はしまった方がラク。見せびらかして、否定されたらムキになったり、そんな事もなくなる。人にも嫌な思いさせないし、穏やかに生きられる。すがりつかない分、他の能力も伸ばせるだろうし。優れた能力あっても、必要無い限りしまっておこうってコトですね。それを今日の結論として締めましょう
人生の柱は、しまっておく。見せびらかして、振り回すモノではなく、鞘に収めておく。すがりつくようになったら、おしまい
そうか、すがりついてしまうのか。それってかっちょ悪いし、迷惑だし、良いトコ無いね。どうしても、分かって貰いたくて前面に押し出しちゃうけど、それって逆効果ってコトなんだよね。必要な場以外は、すぐに鞘に収める。それがすがりつくじゃなくて、コントロール出来ているってコトかもしれない。しまってるのが普通だから、すぐ出したがるヒトは注意した方が良い。自分も他人も緊張させてる危険がある。沢山出しても、理解されるモンじゃないのは確かだから、基本はしまって置くのが正解だね。それじゃそんなこんなで明日です
明日は『口封じ』というタイトルで、国家機密について考えます。おたのしみに!!