立場あるヒトが、するべき事の巻。
<聴く耳は、継続。結論を出すのは、すぐではなくもっと先。否定も肯定も、もっと先にしとけってコト>
自分の考えを取り入れて貰いたい。っていうのは誰でも思う事だよね。取り入れて貰えるか、切り捨てられるかは、立場あるヒトが握っている。その立場あるヒトについて、考えてみたい。権限・・・・・・・・・・・・・・・
権限がある。立場あるヒトは、権限を持っている。生かすも殺すも権限を持っているヒト次第。どちらの方向に進むのか、委ねられている存在。その人によって、良くもなるし悪くもなるね。責任・・・・・・・・・・・・
当然責任もある。権限のあるヒトは、当然責任も問われる。失敗した場合は、その尻ぬぐいをしなければイケナイ。そのプレッシャーは 掛かっている。もし自分が大きいコトの責任を負わされたら、ビビる。保守的・・・・・・・・・・
保守的になる。あまりのプレッシャーの強さに、弱腰になって保守的になるのはよくあるコト。ビビって責任回避に、向かってしまう。気持ちは分かるよね、自分の責任になるんだからね。冒険・・・・・・・・・・・・・・・
冒険しない。保守的になるって、冒険しないってコト。テーマが、自分の責任にならないだから、冒険するような方向性には進まない。冒険の提案は切り捨てられる。保身がテーマって、案外見落とされる落とし穴かもね。偽装・・・・・・・・・・・
偽装する。テーマが保守的である以上、冒険は採用されにくい。冒険ではないよと、偽装した方が賢い。従来と出来る限り離れるより、近いとした方が選んで貰える。相手を知って、リスクを減らす工夫をしろってコトか。立場・・・・・・・・・
立場ある者。その者がするべきコトは、なんだろう。本来保身の為の立場ではない。守りたい気持ちは理解出来るが、それは本来するべきコトから離れている。分かっていながら、守っちゃうパターンだろうね。抹殺・・・・・・・・・
抹殺する。立場ある人間は、提案を抹殺する事が出来る。出来るが、それをするべきだろうか。もちろん全てを、採用する事は出来ない。ただ、抹殺しても良いのか。提案の抹殺は、しょうがないんじゃないの?聴く耳・・・・・・・・・・・
聴く耳を持つ。採用しないにしても、聴く耳は持っていたい。聴く耳を持つと同時に、受け止める心も持ちたい。○×を出す機械に、なってはイケない気がする。受け止めて貰うと、救われるコトも多いよね。結果・・・・・・・・・・・
その結果。その結果どうなるのかを、確認。聴く耳と受け止める心を持ったなら、その結果どうなるのかを共有する。共有するコトで、道筋の輪郭が見えてくる。答えから、逆算していくパターンだね。方法論・・・・・・・・・・・
その方法論。結果を出す為の方法論の有効性を見る。これが、立場あるヒトの最大の仕事。どれだけ有効か、それの審査。そのやり方で、ホントにその結果が出んのかよ!ってコトを、確認するワケね。作業・・・・・・・・・・
その作業。結果を出す為の方法論の有効性を見る、という作業を続けるだけでイイように思う。この作業で、提案した方も、欠点などが認識出来る。本人も気づいてない所、見えてくるってコト。取り下げる・・・・・・・・・・・・・・
本人が取り下げる。抹殺しないでも、本人が取り下げる。そして作り直して来る。そしてまた有効性の確認。この繰り返しで、カタチになっていくと思う。納得出来るまで続けて、GOだね。前・・・・・・・・・・・・・・・
前へ。有効性を検証する行為をする事で、完成度も上がっていく。最初の提案を採用するのも、抹殺するのも、足りない気がする。聴く耳と、受け止める心を持って、結果を確認し、方法論の有効性を検証する作業を、くり返して前へ進めるように思う。結論を出すのは、納得してからでイイ。それを今日の結論として、締めましょう
聴く耳は、継続。結論を出すのは、すぐではなくもっと先。否定も肯定も、もっと先にしとけってコト
そうか、結論を出すまでに結構な手順がいるね。立場のあるヒトは、決断するのが仕事って言われてるけど、その前にやる事をすっ飛ばすのは危険かもしれない。もちろん経験上、感覚で出来る人もいるだろうけど、ほとんどの人は、結果の共有と、方法論の有効性は検証した方が良い。その作業をくり返した方が良いよね。その方が良いものが沢山出てくると思う。やるべき作業をすっ飛ばしたら、すっ飛ばしただけの結論が出ちゃうってコトじゃないかな。それじゃ明日でございます
明日は『希望』というタイトルで、チェンジする事について考えます。お楽しみに!