ボタンの掛け違いの巻
<訳ありは、本質。廃棄社会から、掘り起こし社会へ。何も見てない固定観念から解放されて、本質を価値として見られるように>
訳あり商品てあると、なんか得した気分になるね。頭の中で、パチパチそろばんを鳴らして、これだけ得したって言う、自己満足。下手をするとそんなに欲しくなかった物まで、買ってしまう。不良品・・・・・・・・・・・
言い方を変えれば、不良品。ここで気になるのは訳あり商品というのが、作り手の側からすると不良品だと言う事。不良品なら、世の中に出したくないな。作り手側なら、そう思うのも当然の商品。ギャップ・・・・・・・・・・・
消費者と、作り手側のギャップ。作り手側は、より良いモノを作ろうとする。消費者がそれを求めていると、信じて疑わない。だけど、訳あり商品が売れてしまうという事は、そうとも言えないのではないか。消費者・・・・・・・・
消費者が、何を求めるのか。消費者が、良いものを求めているというのは、正しいと思う。作り手側と、消費者と、この部分の意識にギャップはない。では、どこにギャップがあるのか。売れない・・・・・・・・・・・・・・
カタチの悪い物は売れない。例えば野菜でも、カタチの悪い物は売れないという。確かにカタチの良い物と、悪い物が並んでいた場合、同じ値段であれば良い方を取るに決まっている。それが賢い買い方でもあるでしょ。選ぶ・・・・・・・・・・・・・・
消費者が選ぶならば、カタチの良い物。当然カタチや見た目が良い物から、売れていく。そこで作り手は、カタチの悪い物は売れ残るから、商品価値が無いのだと思ってしまう。ちょっと待って欲しい。落とし穴・・・・・・・・・・・
ここに落とし穴があった。商品価値が無いと思ってしまう所に、この問題のポイントが隠されていた。選ぶから売れ残るのであって、最初から分けておけばいい。分けて、説明を加えればいい。納得・・・・・・・・・・・・
お客さんの納得。お客さんは、納得すれば買ってくれる。売れ残る物は、選ばれない理由があるのは間違いがない。それでも価値がゼロじゃない。ゼロじゃないという事は、売れると言う事。値引き・・・・・・・・・・・
値引きは必要。価値はゼロではないが、売れ残る理由もある。値引きをして、お得感がプラスされれば、お客さんが買いたくなるのも当然。不良品や規格外でも、説明と値引きで売れる。価値・・・・・・・・・・・・・
ゼロではない価値。価値がゼロという物が、どれだけあるだろうか。いろんなモノが、本当はもっと価値があるのかもしれない。正直な説明と、お得感があれば消費者は買ってくれる。柔軟さ・・・・・・・・・・・・・・
売る側の柔軟さ。価値が無いと思っていても、柔軟に探り出せば、価値は見いだせる。廃棄するにも、お金や手間が掛かる事を思えば、売ってしまった方が良いのは当然。価値が無いとは、凝り固まった考え。思い込み・・・・・・・・・・・・・・・・・
思い込みを捨てる。凝り固まった考えから解放され、価値の再認識。凝り固まった、曇った目で物事を見ても、何も見えない。自分の考えを、疑ってみる事も必要かもしれない。他の物・・・・・・・・・・・・・
規格外や不良品以外の、他の物。価値がゼロとされている物は、商品だけだろうか。実はその他のあらゆるモノが、ゼロ価値として扱われているのではないか。どうも、あらゆるモノが否定され過ぎているように思う。人・・・・・・・・
人の否定。人も、もしかしたらゼロ価値にされているかもしれない。本当はもっと価値があるのに、全く見ていない。規格外の人や、一見不良品と思える人、それだけでハネているのではないか。もう一度・・・・・・・・・・・
もう一度よく見る。本当に価値が無いのか、柔軟な目でもう一度確かめてみる。価値ゼロとしてしまうのは、やり過ぎではないか。このはびこる固定観念は、疑って掛かりたい。いくらかの価値・・・・・・・・・・・
全てのモノに、いくらかの価値。どんなモノにも、いくらかの価値がある。それをどう導き出せるか。斬り捨ててしまうのは、何も見ていないから。よく見れば、沢山の価値が見過ごされてる。眠っている・・・・・・・・・・・・・
価値が眠っている。眠っている価値を掘り起こし、最大限発揮すれば、世の中の無駄や不公平感は無くなっていく。現状はなんでも廃棄しすぎる、廃棄社会。廃棄される中に、価値あるモノは眠っている。掘り起こす・・・・・・・・
価値あるモノを掘り起こす。廃棄社会から、掘り起こし社会に。納得があれば、規格から外れても充分価値はある。納得は、物事の本質をとらえるコトで、得る事が出来る。掘り起こし社会は、本質社会でもある。というのを結論として、締めましょう
訳ありは、本質。廃棄社会から、掘り起こし社会へ。何も見てない固定観念から解放されて、本質を価値として見られるように
そうか、訳あり訳ありって言うけど、あれは本質に基づいたモノなんだ。廃棄するモノって多いけど、価値あるモノも沢山含まれているんじゃないかな。本質を見ていけば、新たなビジネスも眠ってるかもしれないですしね。身の回りのモノで、価値無いって思えるモノをもう一回見直してもイイかもしれない。それが、掘り起こし社会の第一歩になるような気がしますよ。それじゃ明後日です
明後日は『実現』というタイトルで、頭の中のモノが現実になる社会について考えます。おたのしみに!!