向上について考えるの巻
<負けは、きっかけ。新しい道に行くきっかけ。もっと沢山負け続けて、もっと多様になるべきでしょう>
仰々しく言うと、経済の話。大体仰々しく言った場合、中身が薄っぺらになる事が多いこのブログ。今日はそうならないようにしたいけど、さてどうなるものやら。負け・・・・・・・・・・・
経済は負けるモノ。売れずに在庫を抱えるのも負け、他社の方が優れた製品を出しても負け。負けるコトは非常に多い。そここに負けは転がっている。ありき・・・・・・・・・・・・・・
負けありき。それを前提として、どうするべきか。負けを内包して、さてどうするかが勝負所。やり方は一つじゃない。答えも一つじゃない。正解は沢山ある。負けありきだが、その正解は沢山。練る・・・・・・・
作戦を練る。負けた上で、どう作戦を練る。いや、うまく行っていても、作戦を練る。表に出さなくても、いつも答えを探し求める。それが経済活動の正しい姿。華々しさ・・・・・・・・・
目が行くのは華々しさ。でも、本質はもっと地味な積み重ね。負けるモノは、そっと脱落していく。その負けを通して勉強する。華々しい成功の陰で、生き残りを画策するしかない。途方に暮れる・・・・・・・・・
負ければ途方に暮れる。これは誰でも同じで、負けが確定した時のショックは大きい。誰でも途方に暮れて、何も出来なくなる。その時に、何をするのか。底力を出せるかが、勝負所。植物・・・・・・・・
自然の植物なども、負けている。おそらく植物も同じ。沢山負けて、自分なりの生き方を見つけ出している。動かない植物でさえ、多様な答えを見つけていく。負けながら、植物は多様になる。勝ち続けるなら・・・・・・・・・・・
勝ち続けるなら、ワンパターン。勝ち続けたら、それ以上変わる必要は無い。とするとワンパターンになる。何の工夫もしない。植物が多様なのは、沢山負けたからだと思う。辞められない・・・・・・・・・・
植物は辞められない。企業は辞められるが、植物たちは辞めることは出来無い。自分の存在が無くなってしまう危機を、いつでも感じている。辞めるコトが出来無いから、工夫をし続けるしかない。生存競争・・・・・・・・・・・
本当の生存競争にはかなわない。企業も生存競争だが、植物ほど多様ではない。おそらく途中で辞めてしまっているからだと思う。負けてこそ、新しい道が生まれるのだけれども、その前で終わってしまう。まだ・・・・・・・・・・・・・・
まだ、可能性はあるかもしれない。植物があれだけ多様なことを考えれば、まだやれるコトはある。人間の方が、ワガママですぐに萎えてしまうのかもしれない。諦めないというのが、もっと必要かもしれない。絶望の先・・・・・・・・・・・・・・
絶望の先まで。絶望の中では、動けなくなる。でも、その中であがき続ければ、道は拓けるかもしれない。その先に辿り着けるかもしれない。今まで通りの道が閉ざされただけで、新たな道を試み続ける。さほど・・・・・・・・・・・・・
さほど、試していない。人は、さほど試さずに諦めている。植物たちの生存競争は、もっと厳しい。それを見習ってもイイのかもしれない。植物は、生き続けてきた。おそらく負け続けて、そして生き続けてきた。もっと・・・・・・・・・・
もっと負ける。沢山やってみて、沢山負ける。いろんなカタチを試し、負けの山を築く。その中で一つでもうまく行けば、それで生き残れる。人間も、もっと沢山負けてイイのかもしれない。物言わぬ植物たちのように、多様になってもイイと思う。今日はそれを結論として、締めましょう
負けは、きっかけ。新しい道に行くきっかけ。もっと沢山負け続けて、もっと多様になるべきでしょう
そうか、植物か。確かに植物って、いろんなモノと戦ってる。植物同志で日光を奪い合ったり、土を奪い合ったり。気温やら、風やら、虫やら、人やら、動物やら、病気やらとも戦っている。戦って、おそらく負けている。それでも植物たちは、生き残り続けてきた。その結果が、あの多様性。経済も、もっと多様で良いよね。もっと負け続けて良いよね。ということで明後日です
明後日は『限られた時間』というタイトルで、時間の流れについて考えます。お楽しみに!!