世の中を変えたいと思う衝動を、探れ!!の巻
<善悪は、気分。世の中を変える時に、悪者は要らない。悪者をつくっているなら、それは解決にはならない>
世の中を変えたいと思う。そんな事をいうヒトは多い。私もその中の一人だけれど、今日はその事を探っていきたい。探りたいと思ったのには、理由がある。悪者・・・・・・・・・・
理由というのは、悪者をつくっていると気づいたから。変えたいと思う時は、仮想的に悪者をつくっている。そんな自分に気づいてしまった。果たして悪者というのは、本当にいるのだろうか。疑問・・・・・・・・・
そんな疑問が、私の中に湧き上がってきた。なので今日、その事を探ってみる。さて、どんな所にその答えは隠されているのか。ではでは、作業を開始する。より良い・・・・・・・・・・・・・・
変えたいと思う時は、今より良い世界がある筈だと思うから。この考えはリアクションに近い。不満という言い方がよりベストかもしれない。良い方法論を持っていなくても、現状に不満を持ち、漠然と変えたいと思っている。スタート・・・・・・・・・・・・
それは考えのスタートであるので、漠然としていても悪くはない。最初から、良い方法論が出るワケがない。若者が不満を抱き、試行錯誤することで、世の中は少しずつ変化出来る。既定路線・・・・・・・・・・
それが世の中の既定路線。不満からスタートして、工夫は始まる。もっと良いやり方がないかと。挑戦と失敗を繰り返しながら、新しいやり方は編み出されていく。そんな既定路線の繰り返し。自分の手・・・・・・・・・・・
自分の手で何とか出来る物は、悪者をつくらない。不満があっても、自分の手で何とか出来れば、悪者など作らず、さっさと試行錯誤を始める。無駄なコトを考えるより、やった方が早い。手に負えない・・・・・・・・・・・
とても手に負えない物は、悪者をつくり出す。手に負えない中で、不満だけが蓄積していく。自分のチカラだけではどうにもならない。その時、悪者をつくってしまうのだと思う。対象・・・・・・・・・・
対象が大きいと、悪者が生まれる。どうして、悪者をつくってしまうのか。対象が大きいと言うだけ。悪者をつくってしまう仕組みは何か。それも考えてみたい。なんとかしたい・・・・・・・・・・
なんとかしたい、その気持ちが強い。対象が大きいと、歯が立たずその気持ちだけが残る。相手は明確ではない。ただ、倒さなければいけない相手。そう思ってしまう。不明・・・・・・・・・・
対象が不明なまま、気持ちばかりが先に立つ。その気持ちの持って行き所がないと、不安なまま。それはとても怖いコト。その不安から、何とか抜け出したい。そこで悪者をつくる。安心・・・・・・・・・・
悪者をつくると、安心出来る。納まり所が良くなる。実際どうかは関係ない。悪者がいるから、不満のある現状になっている。そう説明してくれれば、理由としてすんなり受け入れられる。魔女狩り・・・・・・・・
まるで魔女狩り。魔女狩りも結局あらゆる不満や恐怖を、魔女という悪者をつくることで、解消しようとした行い。人は事実よりも、気分を優先して納まりを付けようとする。解決しない・・・・・・・・・・・・
悪者をつくっていたなら、解決しない。悪者は、気分を優先させた結果であって、何の解決法にもならない。人がやらかしてしまう、愚行と言っても良い。悪者をつくっていたなら、気をつけたい。それでは何も解決しない。悪者・・・・・・・・・・・・
世の中を変える時に、悪者は要らない。悪者をつくっていたら、それはやらかしているだけ。悪者を排除出来たとしても、本当の解決にはならない。世の中を変えるというのは、おそらくそんな事ではない。営み・・・・・・・・・・・・・
世の中は、人の営みで出来上がっている。人の営みなので、間違いは多々ある。それで不利益を被っているヒトも多い。でも、それは人の営み。自分もヒトの中に居る。間違いは自分の中にもある。原因・・・・・・・・・・・・・
原因というのは、誰の中にも存在する。間違いは、誰の中にも存在する。つまり誰でも悪者になる可能性がある。悪者をつくるなら、自分もその中にいなければいけない。悪者ではなく、原因だけを否定しなければ。限定・・・・・・・・・・・・・・・
世の中を変えたいのなら、原因だけを限定して、否定する。悪者では、範囲が大きすぎる。もっと限定して、もっと共通認識にする。なぜなら、誰の中にも存在する。生きていく営みの中に、問題は存在する。ピンポイント・・・・・・・・・・・・・・
精製して、原因をピンポイントで探る。敵はそれだけ。人を対象にしてしまっては、道を誤る。今までずっと間違っていた。対象を、いい加減に定めすぎていた。これは私にも言えるコト。今日から気をつけたい。間違いを起こさないように。反省をしたカタチで、今日は締めます
善悪は、気分。世の中を変える時に、悪者は要らない。悪者をつくっているなら、それは解決にはならない
そうか。今まで散々悪者をつくってきた。今でもその気持ちがある。でもこれは、やらかしでしかない。何も解決しない方に進んでいる。もっと、精製して原因を限定しないと。原因は小さければ小さいほど的確。大雑把なら、まだ精製が足らない。本当に反省モード。気をつけていきたい
それでは明日。明日は『不毛』というタイトルで、実りについて考えます。お楽しみに!!