現代に知っておきたい事

きわめびと

人生を賭けられることの巻

哲学・思想


<究め人は、追い求める。人生を賭けて、ピントが完全に合うように、スッキリとした解を求め続けていく>

何かを究める。その究めるというのは、何より楽しい。これほどの快楽はない。その為に、人はその一生を賭けることも出来る。その生き方や、衝動について考える。頂点・・・・・・・・・・・・・・

物事の頂点。誰も辿りついていない所。そこに辿りつきたいという衝動がある。テントウムシが上へ上へ登っていくように、人も頂点を目指して登ろうとする。極限・・・・・・・・・・・

その極限に何があるのか。一番の極には、どんな世界が広がっているのか。それを見たい。その衝動は強く、人生を賭けて実行させるチカラを持っている。犠牲・・・・・・・・・・・・

可能であれば、他の全ての物を犠牲にしても構わない。そのくらいの快楽がある。取り憑かれたようにと言うが、まさにその姿。人はそこまで犠牲を払ってでも、極限を見たくなる。宿命・・・・・・・・・・・

それは人間の宿命。行ける所まで行きたい。その先に何があるのか。分からないまま、放ってはおけない。届かないまま、放ってはおけない。人は、そんな行動をする。究め人・・・・・・・・・

そんな究め人。もちろん全てのヒトではなく、ある一部の人。究めることを喜びとして、それ以外のコトはないがしろになる。優先順位の一番が、究めるコト。そんな究め人が確かに存在する。発達・・・・・・・・・・・

究め人のおかげで、文明は発展してきた。名もなき究め人の存在によって、今の文明は成り立っている。文明を発展させるコトは、人にとってそれほど重要な物なのだろうか。文明・・・・・・・・・・・・・・

文明というのは、その集団の集合知。開発し、引き継がれ、影響し合って生まれてくるカタチ。知を乱反射させながら、より高めあっていく。その恩恵は、その集団の中にもたらされる。成長・・・・・・・・・・・

文明の発展というのは、文明自体の成長のように見える。まるで文明という生命が、どんどん成長していくようなイメージ。そしてその成長を支えているのが、究め人で間違いない。全体・・・・・・・・・・・

自分の為ではなく、全体の為。究め人は、自分の為に働いているのではない。全体のことを考えて、その大儀を背負って働いている。自分の為だけであったなら、多分究め人にはなれない。自己犠牲・・・・・・・・・・

究め人は、自己犠牲を求められる。自分のコトが大切な人は、自己犠牲がない。優先順位で自分が一番の人は、辿り着けない。それで究め人になることが出来ない。狂気・・・・・・・・・・・・

ある意味狂気に近い。足りないモノを、追い続ける日々。究め人達は、自分でそんな日々を求める。自分で、まだ見えない何かを、追い求めていく。それはなぜなのか。価値・・・・・・・・・・・・・

そこまでする価値は何なのだろう。確かに誰も辿り着いていない所に、辿りつくのは気持ちが良い。では、どうしてそこまで気持ちが良いのか。何が作用しているのだろうか。焦点・・・・・・・・・・

焦点が合っていない状態。まるで度が合っていないメガネをかけているような物。焦点が合わない。その状態に、気づいた者かもしれない。焦点を合わせる為に、追い続けているのかもしれない。不快感・・・・・・・・・・・

不快感を感じている。現状では、とても不快。それで追い求める。焦点がピッタリと合う状況を。少なくとも今の状態で無いコトは理解している。そこから始まって究め人になっていく。足をつっこむ・・・・・・・・

究め人は、足をつっこんでしまった人かもしれない。そしてピントがズレているコトを、不快に感じられた人。そのヒトたちが、人生を賭けて追い求めるのかもしれない。完全にピンとがあった状態にしたい為に。スッキリとした解を求め続けるのかもしれない。それを今日の結論として、締めましょう

究め人は、追い求める。人生を賭けて、ピントが完全に合うように、スッキリとした解を求め続けていく

そうか。みんな普通に暮らしてるけど、ボケボケ。それに気づいちゃった人が、究め人となって答えを追い求める。そのヒトたちのおかげで、文明は発展していくってワケですね。なるほどなるほど。今日もスッキリしました。ふむふむ

それじゃ明日。明日は『かみ砕く』というタイトルで、活かせる対象について考えます。お楽しみに!!

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