お金や宝石じゃない物について、考えます
<じゃない物は、守り神。決して目立たないが、必要な所で自分を守ってくれる存在。とても重要なもう一つの財産>
何かを誰かにあげる。何かを誰かに残す。その何かが、お金や宝石であれば、財産と言う事で済む。でも、お金や宝石以外の財産もあるのではないか。今日はそこを糸口に。あげる・・・・・・・・
あげるというのは、渡すコト。自分の物から人の物へ。所有権が移ると言う事。カタチある物では、それは間違いない。でも、お金や宝石ではない物であれば、少し違って来る。移動しない・・・・・・・・・・
所有権が移動しない物がある。もともと所有権なんてない。物であれば、限られているから、誰かにあげれば自分のモノは無くなる。ただ、物でなければ無くなる事はない。経験や想い出・・・・・・・・・・
例えば、経験や想い出。こういった物は、所有権が移る物ではない。その人の中に刻まれる物。これはお金や宝石ではない。お金や宝石は、刻みつけられる物ではない。何度も・・・・・・・・・・・・
刻みつけられた物は、何度でも繰り返せる。忘れてしまうコトはあっても、完全に消え去るコトはない。ほんの僅かだが、残っている。そして、思い出す度にまた刻みつけられていく。その中・・・・・・・・・
何度でも、その中に入り込める。その中でのコトを、蘇らせる事が出来る。それは違う意味での命かもしれない。思い出すコトで蘇らせ、命を受ける行為。復活・・・・・・・・・・・・
刻まれた物は、復活出来る。お金や宝石は、手放したら復活は出来ない。でも、自分の中に刻まれた物は、いつまでも自分の中に残る。つまりは一生モン。何度でも復活して使える。消え物・・・・・・・・・
消え物が良いのか、一生モンが良いのか。それぞれの良さがあると思うので、どちらかとは言えない。でも、一生モンで役に立つ物であるなら、そちらの方が良いような気がする。救い・・・・・・・・・
楽しかった想い出は、救いにもなる。どんなに疎外されて、孤独に陥っても楽しかった想い出があれば、救ってくれる。つまりは一生守ってくれる守り神。生活術・・・・・・・・・・・・・
更には生活術。刻まれた生活術なども、生きていく上で役に立ってくれる。さして意識はしないが、生きていく上でこれほど役に立っているモノは無い。生活術も、当然一生モン。サポート・・・・・・・・・
一生サポートしてくれる物。それが、自分の中に刻まれたもの。誰かがくれた、お金や宝石じゃない物。カタチにならないので分かり難いけど、必要な時にモノも言わずに支えてくれる、守り神。とても素敵な、自分の中の宝物だと言える。それを今日の結論として、締めましょう
じゃない物は、守り神。決して目立たないが、必要な所で自分を守ってくれる存在。とても重要なもう一つの財産
そうか。お金や宝石じゃない物もとても重要なんだね。守り神って言えるくらいの代物。その、お金や宝石じゃない物を、人にどれだけあげられるか。どれだけ渡せるか。お金や宝石じゃないから、誰でもいつでも出来るよね。逆に出来ないっていい訳は利かない。自分も損をしない訳だし、やらないのは怠慢でしかない。誰かの為に、一生モンの何かを刻みつけられれば、自分の生きてた証しも出来るんじゃないでしょうかね
それじゃ明日。明日は『浅さ』というタイトルで、人間関係について考えます。お楽しみに!!