現代に知っておきたい事

はやく

本当に早く終わらせるのは、良いコトなのか?の巻

哲学・思想

<早くは、自己満足。合わせて丁度良いをつくり出す事の方が、優れている。向上する為には、早さだけでは足りない>

早く終わらせる。それって有能の条件。子供から大人まで、それはとても良いコトとして、位置づけられている。確かに早く終わらせた方が良いコトは沢山ある。自由・・・・・・・・・・・

早く終わらせた方が、そのあとの自由時間も取れる。自由な時間でいろんなコトが出来る。終わらないという事は、それにいつまでも囚われている事。早く終われば、そこから解放される。迷惑・・・・・・・・・・

遅いと言う事は、単純に迷惑にもなる。遅いと言う事は、それに関わる人がそのモノに囚われ続けると言う事。とするなら、あまりに遅ければ迷惑と言ってイイ。それは間違いない。やはり・・・・・・・・・・

ではやはり、早ければ早いほど、良いという事だろうか。これはとても怪しい。というのは、足並みを考えた場合、早すぎれば不調和が生じる。先走りで、誰もついてこられないという事にもなりかねない。拙速・・・・・・・・・・・・・・・

先走りや拙速になるのではないか。そういう不安がある。いやこれは、早く出来たその部分が、浮いてしまうのではないかという事。早く出来上がったその部分の待ち時間が、異様に長くなってしまうという事。それを心配している。揃う・・・・・・・・・・・・

結局全てが揃わなければ、全体としてカタチにならない。早過ぎるというのも、迷惑なのかもしれない。足並みを揃えるのが、丁度良い速度なのかもしれない。急ぎすぎ・・・・・・・・・・

どうも急ぎ過ぎの、その中にいる。早い事は良いコトで、そうでなければイケナイという呪縛の中に居る。その価値観を疑わない。その価値観は、子供の頃から刷り込まれている。過ぎる・・・・・・・・・

確かに遅すぎても、迷惑がかかる。でも早過ぎても、迷惑。早くやればやるほど良いと言う価値観は、どうやら間違った幻想なのかもしれない。よく見る・・・・・・・・・・・・

よくまわりを見て、足並みを揃える。それは大切なコトだと思う。他が早ければ少し急ぐし、他が遅ければ少し待つ。その丁度良い状態を作るというのが、効率が良いように思う。特殊・・・・・・・・・

早ければ良いと言うのは、学校などの特殊な世界だけの話。学校というのは、個人競技。全て個人だけで競わされ、評価されるという特殊な世界。その特殊な世界のルールに、毒され過ぎ。信仰・・・・・・・・・・・

その信仰によって、急がされるが、そこまで急ぐ必要は無い。まわりを見れば、もっとゆっくりでも良い。競い合うのは、早さではなく違う場所。早ければいいと思うのは、自己満足。他者・・・・・・・・・・・・・

求められるのは、他者の満足。とすれば、早いだけが良いと言う事はない。それよりも合わせるコト。そっちの方が重要な場合は多い。よく見て丁度良いをつくり出す方が、より求められるカタチ。優れていると言える。それを今日の結論として、締めます

早くは、自己満足。合わせて丁度良いをつくり出す事の方が、優れている。向上する為には、早さだけでは足りない

そうか。合わせるって言うのは、私はとても苦手だけど、最初はまわりをよく見るコトから始めろってコトですね。まわりをよく見て、自分の速度を合わせていく。確かに、世の中早く出来た方が良いって考えが、幅を利かせてますけど、あれってそういう信仰に毒されている人の考えなんでしょうね。つまりそれで優れてるとは言えないという事です。ハイ。それじゃ明日

明日は『照らす』というタイトルで、稼ぐコトについて考えます。お楽しみに!!

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