自分の手柄になるからね
<括りは、拡大。喜びを共感するシステム。ではあるが、敵や悪を作るとその幻想から抜けられないので、その一線は越えてはいけない>
他人の成功も、自分の手柄に出来る。とても不思議だけど、実は現実的によくあるコト。それは、大きな括りにする。大きな括りにすると、他人の成功も自分の手柄に出来る。国・・・・・・・・・・
大きな括りというのは、国。国という括りで考えると、全くの他人がした成功したのに、自分の成功のように思うコトが出来る。とても不思議だけど、現にそうなっている。普段・・・・・・・・・・
普段の生活で考えたら、全くの他人。出逢ったコトもないし、テレビで知っているくらいの人。自分はその他大勢でしか無く、ほぼ繋がりはない。それでも、国の括りにした途端に、自分も成功した気持ちにさせてくれる。マジック・・・・・・・・・・・・・
とても気持ちよくしてくれるマジック。普段の生活では、繋がりが無くても、国の括りにするとそれなりに繋がる。範囲を広げれば薄くなる気がするが、そこの所もぬかりない。敵・・・・・・・・・・・・・
敵を作るコトで、より一体感は増す。薄くなる繋がりが、敵を作り、悪を作るコトで一体感を増す。とても気持ちの良い、栄光感。この栄光感を作り出す為に、共通の敵を作る事をする。幻想・・・・・・・・
敵を作るコトは幻想であり、現実ではない。敵は幻想の中にあり、現実に人の営みをしているんだという意識は、極端に低い。気持ちの良い栄光感を味わう為なら、そんなモノどうでもイイ。自分本意・・・・・・・・・・
自分が快楽を得る為の、自分本意のやり方。それが大きな括りにして、敵を作るやり方。幻想の中に居るので、とても厄介。現実を見ていないヒトになってしまい、話も出来なくなる。共感・・・・・・・・・
現実ではないが、共感ではある。この喜びは、共感のひとつなので、悪いとは言えない。実際、全然関係のない他人でも、自分の成功を共に喜んでくれるのは嬉しい。線引き・・・・・・・・・・・・・
では、どこで線引きをすればいいのか。喜びを共感しながらも、現実からあまり離れないようにする、その線引き。それはどこだろう。ポイントはどこにあるだろう。敵対・・・・・・・・・・・・・
敵対や、悪はやり過ぎ。敵を作ったり、悪を作ってしまう所から、違う意味になる。敵や悪を作るコトにより、結びつきは強くなるが、副作用もきつくなる。聞く耳を持たなくなってしまう。頑な・・・・・・・・・・
頑なになって、人の考えを聞かなくなる。栄光の快楽だけを欲し、そこから外れる考えは、嘘だとする。現実であっても、それを受け入れない。幻想の中に逃げ込んでしまう。抜け出せない・・・・・・・・・
そこまでいくと、抜け出せなくなる。そうなる前に、止めないとイケナイ。なので、敵や悪は作らない。その一線は越えてはイケナイ。その一線を越えなければ、喜びだけをみんなで分け合えるようになる。それを今日の結論として、締めます
括りは、拡大。喜びを共感するシステム。ではあるが、敵や悪を作るとその幻想から抜けられないので、その一線は越えてはいけない
なるほど、そんな仕組みなんだ。その一線はとてもカンタンに越えられちゃうから、恐いんだよね。安易に敵に出来ちゃうけど、それは現実を見ない結果を作ってしまう。とても危険て事だよね。そうならないように注意して、喜びは分かち合いましょうって事ですね。では明日
明日は『社会』というタイトルで、この世の中のキーパーツは何かを考えます。お楽しみに!!