現代に知っておきたい事

してい

裏切れない物は?

哲学・思想

<師弟は、忠誠。裏切れないヒトの心が、考え方を不自由にさせる。盲信は、人の生き方のひとつかもしれない>

師は裏切れない。師弟の関係になってしまうと、裏切るコトは出来無い。忠誠というのは、とても危険。師弟の関係でなくても、忠誠はその人の方向を、定めてしまう。自由度・・・・・・・・・・・・

忠誠が強い程、自由度が低くなってしまう。忠誠というのは、それ以外の否定。つまり盲信に繋がる。盲信しては、他の考えが出てきてくれない。他を否定してしまう。依存・・・・・・・・・・・・

依存心が強い程、忠誠も強くなる。そうすると、信じたモノ以外を否定するようになる。とするなら、どうすればイイのか。どういう姿勢や状況ならば、自由な考えが出てくるのだろう。とらわれない・・・・・・・

自由という事は、とらわれない事。とらわれるのは、ひとつの場合に起きる。ひとつしか選択肢がない場合、とらわれる事になる。とすれば、他のモノを見る程に、とらわれなくなる。自由になる。批判・・・・・・・・・・

批判的な物、その他の考え、方法にも触れていく。その根拠を洗ってみる。根拠というのは、カタチではない。根拠は中身。中身を見て、その人が何を元にその事を言っているのか、洗ってみる。揺らがないモノ・・・・・・・・・・・

根拠は揺らがないモノ。根拠というのは、揺らがない。ただそれが中身なのか、カタチなのかで違う。場合によっては、忠誠が根拠になっている事もある。誰かの言った事を盲信して、根拠にしている。分かっていない・・・・・・・・・・・・

根拠が忠誠である限り、何も分かっていない。何も考えていない。ただ、裏切りたくないだけ。根拠は、師に当たるヒト。依存の対象。中身ではないので、それ以上は無意味。そっとしておく・・・・・・・・・

中身がないと分かれば、そっとしておく。裏切らせる必要もない。中身がないのだから、それで終わり。中身があるヒトからだけ、得られるモノはある。その考えの元を洗う。矛盾・・・・・・・・・・・・

考えの元に、矛盾はないか。それを確かめていく。確かめていく内に、自分がとらわれていたモノからも、解放される。物事は、単純ではない。それぞれの事情により、状況は変わる。その上で・・・・・・・

その上で自由になれる。様々を知って、自由になれる。とらわれていたモノから解放された一時期、とても迷う。何も分からなくなって、彷徨う。その段階を越えて、自由になる。弱い・・・・・・・・・・・・・

ただヒトは弱い。依存するコトが、悪い事ではない気がする。依存して忠誠を誓う。その生き方もありだと思う。中身を大切にする、理詰めの人ばかりでない。いろんな人がいて良いのだと思う。融通・・・・・・・・・

なので、融通が利かない人がいても、それは当然。その人が大切にしている存在に、忠誠を誓っている。融通が利くはずがない。ならばそっとしておく。それも、必要な配慮。それを今日の結論として、締めましょう

師弟は、忠誠。裏切れないヒトの心が、考え方を不自由にさせる。盲信は、人の生き方のひとつかもしれない

そうだよね。盲信している人が、判断する立場にいられると困るけど、ある程度その存在も仕方がない。自分も、そう言う部分が本当にないかというと怪しい。思って無くても、とらわれている事ってある。根拠が曖昧でも、結構成り立っちゃってるって事ですね。この世の中って。うん

それじゃ明日。明日は『不確かさ』というタイトルで、ルーズさを回避する方法について、考えます。おたのしみに!!

-現代に知っておきたい事