現代に知っておきたい事

ぎゃっぷ

いつの間にか転換されるのは、なぜだろう?

哲学・思想

<ギャップは、固定観念。事実とは違ったインチキの中で、ずぼらに生きてきただけ。真実を見て、尊重を>

自分を責める気持ちがあると、他の誰かを責めたりする。そのメカニズムを、解明してみたい。まず、なぜ自分を責めるようになるのか。そこから整理してみる。夢・・・・・・・・

夢見ている理想の自分。その理想の自分と、現実の自分とのギャップ。これが大きいほど、ヒトは自分を責める。自分を責めて、自己嫌悪する。努力・・・・・・・・・

もちろん努力して、その差を埋めようとする。でも、それは容易ではない。まるで届かずくすぶる時間は長い。努力出来る間は良い。手応えがそれなりにあればいい。でも、それが無くなると。行き場・・・・・・

行き場のない不満だけが、自分の中に積もっていく。自分を責めながら、追い詰めてしまう。追い詰められた人間がどうなるのか。追い詰めるというのは、自分の否定。存在・・・・・・・・

この自己否定は、自分の存在も否定してしまう。何か手があればいいが、無ければずっと自己の存在を否定するコトになる。なぜそんなに自分を追い詰めてしまうのか。基準・・・・・・・・・・・・

自分に基準がある。その基準を超えなければイケナイと思っている。自分がその基準以下のヒトを、否定している。もっと言えば、考えの中から除外している。除外する事で、何かを得ている。何を・・・・・

さて、除外する事で、何を得ているのだろうか。おそらく、優位性を得ている。優位性を得て、悦にひたっている。自分がその中に居られればいいのかもしれない。でも、現実的にそうも行かない。以下・・・・・

基準以下の自分が、そこにいる。その時、それを受け入れられず、自分を責める。自分を責めると同時に、まだ基準より上に居たいと思う。それは、事実とは異なるので、欺かなければならない。後ろめたさ・・・・・・・・・・

後ろめたさを感じながら、ヒトも自分も欺かないとイケナイ。欺きを気づかれてはイケナイという、恐怖が更に人を責めると言う事を、押し進める。バレないように責める。虚勢・・・・・・・・・

結局中身の無い虚勢。人を責めると言う事は、自分を責めているヒト。自分を追い詰めている人。固定観念の中で、身動きがとれなくなっている。同時に向き合えてもいない。背伸び・・・・・・・・・・・

背伸びという安っぽい誤魔化しで、事実を歪めている。それを指摘されたくないから、さらに強硬になる。自分の持っている後ろめたさを、強硬になる事でしか守れない。バレないようにする一つのやり方。防衛本能・・・・・・・・・・

他のヒトを攻撃するのは、自分を守る防衛本能。とても気にしている部分を、守る為に攻撃に出る。特に執拗な攻撃なら、後ろめたさを含んだ防衛本能である事は、間違いない。転じる・・・・・・・

守りたくて、攻撃に転じる。それだけ守りたいモノは、何なのか。それだけの価値のあるモノだろうか。守りたいのはプライド。固定観念から生まれた、プライド。毒されている・・・・・・・・・

固定観念に毒されている。そのプライドに、振り回されているのだと思う。そのプライドは捨てられない。そういうモノ。それで罵り合い、やり込め合う。薄っぺらい、勝負。生産性・・・・・・・・・

何の生産性もない、解決もない争い。何も生まない苛立ち。そんな中でどうすればイイのか。そんな中で、その流れを変える事しか無いように思う。固定観念からの脱却。肯定・・・・・・・・・

固定観念の基準は、否定をするコト。この否定を肯定に変えられれば、解決する。意識下に上げて、コントロール出来れば、解決する。固定観念の流れに乗るのは気持ち良いが、そこから降りてみる。自分の基準・・・・・・・・・・・

固定観念の基準から降りて、自分の基準を作ってみる。否定のある安っぽい基準ではなく、尊重し肯定する自分の基準。ラクをするのではなく、物事をもっとよく見つめる。その中に入っていく勇気。ラク・・・・・・・・・・

結局固定観念というのは、ラクをしてずぼらに過ごせると言うだけ。ずぼらの中に居るから、自分を責め相手を責める。固定観念に真実はなく、ずぼらな人達が集まっているだけ。真実・・・・・・・・

真実は、固定観念の中には無い。固定観念は、いつでも間違っている。固定観念は、とても簡略化された、世の中のカタチ。そんなモノを全てだと思えば、それはラクだけど、おかしくもなる。真実ではなく、歪められているのだから、問題を引き起こして当然。インチキ・・・・・・・・・

固定観念のインチキから、足を洗ってもっと尊重していく。相手も、自分も。それが出来れば誰も責めなくて済む。結局ラクをする、ずぼらな人間が問題を引き起こしていた。ずぼらな自分が、問題を引き起こしていた。それを今日の結論として締めましょう

ギャップは、固定観念。事実とは違ったインチキの中で、ずぼらに生きてきただけ。真実を見て、尊重を

そうだよな。ラクなんだよね。固定観念に乗っかって、人を責めてる時って。自分とは違うから、どこまででも責められる。その他人事の意識が、一番恐いんだよね。何が恐いって、その矛先が自分に向かった時、それほどコワいモノは無いよね。だからそんな固定観念のインチキに乗っていくのは止めましょうって事ですね。うん。それじゃ明日

明日は『良い物をより安く』というタイトルで、魅力について考えます。おたのしみに!!

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