経営者はどうあるべきか?
<経営道は、引き受ける。卑しさも損も引き受けて、富の分配。働ける環境を作りあげる、高尚な仕事>
経営者は、お金を得るコトをしないとイケナイ。それが全ての経営者の、共通点。そのお金を得るコト自体、あまり良い意味で捉えられない事がある。経営者はどうあるべきか。卑しい・・・・・・・・・
お金を得るコトにこだわるのは、卑しいとされる事もある。モノを作る職人などは、お金よりも質の向上、完成度にチカラを入れる。お金にこだわっては、良い仕事は出来ない。そこに違いがある。2者・・・・・・
この2者の違いを、どう考えればいいのだろうか。経営者が、お金のコトを考えなければ、企業は成立しない。経営者は、いろんなコトをお金に変える仕事。その仕事は、必ず存在しなければイケナイ。損・・・・・・・
もう一つに、損を引き受けるという仕事もある。誰かが損失を出しても、最終的にはその損を引き受けなければイケナイ。経営者も、決して楽な仕事ではなくそれなりに厳しいコトをしている。分配・・・・・・・・
重要な要素として、利益の分配がある。職人や生産者が、お金にこだわらないからと言って、利益を分配しないのならば、問題がある。おそらく利益を独り占めするようなら、卑しいと言われても仕方がない。確保・・・・・・・・・・・・
職人や生産者の、利益の確保。それも経営者の仕事と思う。充分に利益を確保し、分配する。それが経営者。職人や経営者が受け取らないと言ったとしても、強引に富を受け取らせる。生活・・・・・・・・
生活する為には、お金がいる。経営者はそれを知っている人間。ならば、生活出来るようにしっかりと、受け取って貰う。それが経営者の仕事。高尚・・・・・・・・・・
職人や生産者は、より高みを目指しす高尚な仕事。でもそれだけでは成り立たない。汚れ役が必要。ならば、卑しささえ引き受けて、しっかりとお金にしていく。経済道・・・・・・・・・・・・
それが経済道。経営者が守るべき道。汚れ役を買って出て、他のヒトが仕事をしやすいように、準備する。それで経営者も、高尚になれる。卑しさを引き受ける事が、逆に高尚な事。傲慢・・・・・・・・・・・
分配せず、独り占めするような傲慢な経営者は、バブル崩壊と共に消えた。経営者も、次の段階に進んで良いハズ。全体を見て、富を分配していくスタイル。経済道を守っている存在に。小者・・・・・・・・・
まだ、経営者に小者が多い。自分のコトしか考えない、小者。出来れば、損なコトを全て引き受けて、働く物の為の環境を整える。そんな大物の経営者が欲しい。経済道を極めた経営者に沢山出て来て欲しい。そんな願望を今日の結論として、締めます
経営道は、引き受ける。卑しさも損も引き受けて、富の分配。働ける環境を作りあげる、高尚な仕事
そうだよね。経営ってどうも野良的な存在。経済道って言うのは、あえてそう言う道って付けてみたんだけど、それはこれから重要だと思うんだよね。もうその段階に来てると思うんです。いつまでも野良じゃ困る。もうそろそろ、道を。その有り様を極めて欲しい。そう思います
では明日!明日は『波風』というタイトルで、トラブルの対処について考えます。お楽しみに!!