えすかれーしょん

さいだいのぶき

人が秘めるモノとは?

哲学・思想


<最大の武器は、秘める。人は、モンスターを内包してる。追い込みすぎは、社会の不利益>

その人毎に、武器を持っている。最大の武器は人によって違うが、その武器を普段から使うコトは、あまり好ましくない。なぜ好ましくないかと言えば、卑怯とされるから。卑怯・・・・・・・

どうして、卑怯とされるのだろう。最大の武器とは、例えば腕力。腕力があるヒトが、その腕力を使って自分の都合の良いように、物事を進める。そうすると、不公平が出てしまう。持てる者・・・・・・

腕力を持てる者だけが、良い思いをする。これでは、不公平になるのも当然。腕力の弱い者にしてみれば、最初から不利益を被るのは、確定する。最初から最後まで、不利益を被るコトが確定する世の中は、あまりにも希望がない。活力・・・・・・・・

希望のない世の中では、活力も期待出来ない。不利益を被る最大の武器は、腕力だけではない。たとえば、涙というのも最大の武器になりうる。悪者・・・・・・・・

この涙の効用は、敗北と同時に、相手を悪者にする。自分は敗北するが、相手も悪者に出来るという便利な武器。でもこれも使いすぎると、卑怯とされる。それを使って、得をしようとしすぎれば、誰かに不利益がいく。しわ寄せ・・・・・・・・・

最大の武器を使ったしわ寄せは、自分とは違う誰かにいく。それで、最大の武器を使うコトは、卑怯になる。最大の武器というのは、とても便利だし使いたくなる。せっかく持っているモノだから。乱用・・・・・・

ただ、使ってしまうと乱用になってしまう。それに最大の武器自体が安っぽくなり、その人自体の存在も、安っぽくなってしまう。誰かを犠牲にしてでも、自分が得をしたい人の評価は、当然安っぽい。あえて秘める・・・・・・

では、どうするべきかと言えば、自分の最大の武器はあえて秘める。ひけらかしたり、普段から使うのではなく、秘めて持っておく。振り回すのではなく、しっかりと鞘に収める。使う時・・・・・・

では、いつ使う時が来るのか。それは耐えきれなくなった時に、爆発する。使わないでおいたモノが、耐えきれなくなって、出て来てしまう。つまり人というのは、恐ろしいモノ。秘めたるチカラを持っている事になる。追い詰める・・・・・・・・

なので、人を追い詰めすぎてはイケない。追い詰めすぎれば、最大の武器を出してくる。使ってはいけない、力を解放してしまう。そこまで追い込んではいけない。人は追い込む前に、手をさしのべないとイケナイ。モンスター・・・・・・

ヒトの中に居るモンスター。それを解放させてはいけない。最大の武器でなくとも、人は暴走すれば、より危険な存在になる。普段暮らしている時は、それなりに制御されている。制御下に置かないと人は危険。恐ろしさ・・・・・・・

そんな恐ろしさを内包していても、良いように思う。人は、道具ではない。ひとたび暴走すれば、恐ろしい存在になるモンスター。そのくらいの存在で良いように思う。誰に対しても、なめてかかっちゃイケないって事。尊重・・・・・・・

それだけ恐いモンスターを内包しているので、誰に対しても尊重。尊重し合えばいい。そして、最大の武器は当然秘める。恐さで縛るというのは、原始的だけれど、分かり易くもある。お互い・・・・・

お互い暴走させない事。それを普段からちゃんと確認しておく。実際にどうやるかと言えば、簡単なコト。追い込まない。追い込まれていないか、確認して、追い込まれすぎている人がいたら、手をさしのべる。それで、暴走はくい止められる。使い道・・・・・・・

もちろん、最大の武器も誰かが得をする使い道ならば、普段から使って構わない。ここで言う乱用とは、自分の為に使ってしまうコト。それは迷惑だし、不満の種。だから、他の誰かの為になる事ならば、どんどん使えばいい。秩序・・・・・・・

結局秩序。秩序って、みんなが損をしないシステムだと思う。その中で、誰かが損をしすぎる社会は、他のヒトにとっても好ましくない。そんな事が言えるように思う。結局、全ては自分に返ってくるって事でしょうね。と言う、ありきたりな結論になってしまいましたが、締めます

最大の武器は、秘める。人は、モンスターを内包してる。追い込みすぎは、社会の不利益


そうか、あんまり追い込むのも、危険なんだな。人って、自分を制御してる。だから安心して暮らせるけど、その制御が不能になると、危険なんだね。だから、追い込まないように普段から気をつけましょうって事です。はい。それじゃ明日です

明日のテーマは、まだ決まっておりません。多分、なんか出てくると思います。(^_^;)・・・お楽しみに!!

-えすかれーしょん