一番考えている人は、誰だろう?
<無思考は、他人事。問題から遠ければ、人は考えない。選択肢は当事者が出す。そんな役割分担>
世の中で、一番考えている人は誰だろう。そして、一番考えていない人は、誰だろう。一番考えている。それは、考えなければイケない状況の人。考える必要性のあるヒト。考える・・・・・・・
まず、考える事を人はなぜするのかを、突き止めないとイケナイ。なぜヒトは考えるのか。考えるというのは、シミュレーション。いろんなやり方を、まず頭の中で行ってみる。頭は、その為の道具。いろんな方法を試せる場所。試行錯誤・・・・・・・・
試行錯誤という言葉がある。これは、実際やる場合もあるし、頭の中で行う事もある。実際やるには、それなりの時間も労力も必要となる。頭の中であれば、それが大幅に短縮出来る。となれば、試行錯誤の大半は、頭の中でやるのが賢明。手当たり次第・・・・・・・・
何も考えずにやれば、手当たり次第となる。でも、頭の中で考えれば、手当たり次第でなく、かなりの部分が省ける。選択肢を絞り込む事が出来る。考えるとは、無駄な選択肢を省く行為。より有用な手段を、導き出せる。さて・・・・・・・・・
さて、考えるというのが、有用な手段を導き出す行為と言うコトは分かった。その上で、突き止めないとイケナイ、その必要性があるとは、どんな人だろうか。当事者・・・・・・・・
考える必要があるのは、当事者。問題の当事者は、否が応でも考えないとイケナイ。問題があるという事は、何らかの不利益が生じている。不利益というのは、見過ごせない要素。そのまま放っておくワケにはいかない。一番・・・・・・・・
不利益を生じる当事者が、一番考えている。これは、その不利益に近いからとも言える。とすると、一番考えないのは、遠い人。遠ければ、自分の問題ではない。不利益を受けるコトもない。他人事に出来る。これでは考えないのも当然。権限・・・・・・・・・
権限を持つヒトは、問題から近いヒトが良いのか、遠いヒトが良いのか。実はココが今日のブログの、テーマ。ココに辿りつく為に、長々説明してきたようなモノ。権限を持つ人間は、どうあるべきか。解決・・・・・
まず、権限を持つ人間は、解決できる。その大前提を押さえないとイケナイ。権限というのは、カタチを決められるコト。不利益を生じているカタチを、変えるコトが出来る存在。それが権限を持つ人間。まずそこを押さえたい。条件・・・・・・・
その上で、権限を持つ人間の条件は、なんだろうか。現状では、試験に受かって立場を得たヒトがその条件。でも、その立場の人は考える人だろうか。正直、考える必要性は低い。なぜなら当事者ではない。適正・・・・・・
考える必要がない人に、適正はあるのだろうか。しかも立場のあるヒトは、安定して高い給料も貰っている。仕事の出来によって、給与が増減もしない。自ずと意識も低くなる。無思考・・・・・・・
権限を持っているヒトは、無思考。不利益を生じる当事者とは、一番遠い所にいる。こんな人達に、権限を持たせて良いのだろうか。彼らは、考えなくても済む人達。遠い人達。一番考えなくてもいい人達が、権限を持っている。不幸・・・・・・・
これは、最大の不幸だと思う。考えている人は、問題に近いヒト。ならば、そのヒトたちが権限を持てばいいのではないか。不利益を生じる人に、権限を与える。せめて、選択肢は当事者が出すべきではないだろうか。真剣味・・・・・・・・・
当事者の出す選択肢の真剣味。当事者は、自分のコトだから真剣味が違う。遠くで他人事の人は、どれだけ真剣になれるだろうか。遠くにいるので、無思考になっても仕方がないのではないか。であるならば、選択肢は当事者に出させるべきでしょう。分担・・・・・・・
単純に、役割の分担。権限を持って居る人は、それなりのコトをして、その立場を獲得したと思う。ならば、それで良い。でも、選択肢は出さないで欲しい。当事者でないので無理。選択肢を出すのは、いつでも当事者とする。良い考え・・・・・・
それで良い考えが出る。真剣に考えられた、選択肢。もちろん、当事者は一方とは限らない。もう一方が居る場合は、そちらにも選択肢を出させればいい。権限を持つ人間は、判断するだけ。対立・・・・・・
対立している場合、双方に選択肢を出させる。現状は、企業団体側の声を聞いてしまうのではないかと思う。対立する側にも、権利として選択肢を出させる枠を、用意しないとイケナイ。枠を確保し、選択肢を出させる。公開・・・・・・・・
選択肢は、公開する。インチキや誤魔化しが利かないように。公開して、出揃った所で権限を持っている人間が、どうカタチを変えるのか。遠い人間でも、出揃えば考えるコトも出来る。修正・・・・・・
しかも、一度決めても修正出来る。決定して、修正。その繰り返し。不利益の出る当事者が、出なくなるまでその繰り返し。納得するまで、選択肢は出し続けられる。当事者同士の智慧の出し合い。出る所・・・・・・
智慧の出る所は、当事者。遠く他人事の人からは出ない。なので役割分担。出来れば権限も、当事者に持たせたい。でもおそらくそれは不可能。妥協として、役割分担。選択肢と、決定者。そうなるべきでしょうというのを、今日の結論とします。締めます
無思考は、他人事。問題から遠ければ、人は考えない。選択肢は当事者が出す。そんな役割分担
そうか、役割分担か。そのくらいで仕方ないよね。本当は当事者に、権限持って貰いたいけど。ま、公開でやれば、パワーゲームにならないだろうし、インチキもしにくいでしょう。当事者が考えるのが、一番良い考えが出る。それが常識になる社会がくるコトを祈って、明日です
明日は『最大の武器』というタイトルで、人が秘めるモノについて考えます。お楽しみに!!