えすかれーしょん

これしか

民主的の真の姿とは?

哲学・思想

<これしかは、当然。小さな存在で充分。とても重要な存在。みんな、ささやかな英雄>

自分はこれしか出来ない。たったそれぽっち。自分の存在も、自分が出来るコトも、ほんの僅か。それは、健全な民主主義かもしれない。ひと欠片・・・・・・

自分の存在は、ほんのちょっとのひと欠片。それの集合体が、社会であり世の中というモノ。これだけの人が居る中で、自分の存在が些細であっても、おかしいコトではない。自分の考えが通るコトも、少なくて当然。それなりの存在・・・・・・

どうしても、それなりの存在になりたがる。普通というのは嫌だし、もっと自分の考えを通したい。自分の考えでなくても、同じ考えが通るハズだと思うってしまう。でも、自分と違う考えの人も、そう考えている。バラバラ・・・・・・

みんな考えるコトはバラバラ。こっちの極から、反対側の極まで。その間も、考えはまばらに配置されている。そんな中で、自分と同じ考えというのも、少ない。大体同じ、というのも少ない。自分はほんの僅か。みんなも・・・・・・・

みんなもほんの僅か。それで良いと思う。民主主義はそれで出来上がっている。あとは、それをどうするか。譲るか、ついていくか、押し通すか、すねるか、嘆くか、大声で叫ぶか、理路整然に説明するか、いろいろある。向き合う・・・・・・

そんな現実と向き合うか、それとも嘆くか。向き合うならば、どこで折り合いを付けていくかを、考えるしかない。前提としては、自分の考えは通らないモノ。そう考えるしかない。相手がいるコトだから。しかも、その相手は沢山。その上で・・・・・・・

その上で、どうすればいいのだろうか。どうあればいいのだろうか。おそらく困っている要素。困っている要素は、みんなが改善したい所。それが集まれば、それぞれの想いは、集約される。違う考えのモノが、まとまってくる。要素・・・・・・

困っている要素の改善が基本。困っている人を助けるのではない。困っている要素は、みんなの解決すべき問題。それをどうするか。であるならば、どんな考えの人でも、まとめられる。逆に言えば、自分の考えをそちらに向かわせるという事。優先・・・・・・・

優先されるべきは、困っている要素。自分の考えは、後回し。困っていなければ、後回しとなる。それで、民主的。共通の困り事を、解決しましょうって言うのが、民主的。困っていないのならば、後回しにされるべき。支える・・・・・・

結局、ささやかな存在の自分も、支えている人間の一人。それなりの存在にならなくても、実は重要な存在。目立たないが、とても重要。日々の自分の行動は、担い手として重要な位置を占めている。ほんの小さい存在だけど、それが良い。英雄・・・・・・・

小さいけれど、一人ひとり英雄だと思う。目立たないけれど、欠かせない英雄が沢山いるんだと思う。見えないし、聞こえない。でも居る。自分の周りを見渡しても、沢山の英雄がいろんなモノを作ってる。この生活は、自分が作ってるモノなんて、ほとんど無い。存在・・・・・・

大きな存在になるコトを望むが、それは非現実的かもしれない。乱暴な考えなのかもしれない。ほんの小さなひと欠片である事に、誇りを持つべき。そして困っている要素でまとまって、対応していくべき。それが民主的な社会の見本。っていうのを、今日の結論として、締めます

これしかは、当然。小さな存在で充分。とても重要な存在。みんな、ささやかな英雄

そうか、みんなささやかな英雄なんだね。私もそうだし、あなたもそう。決して目立たないけれど、重要な英雄。社会を作る一員って事ですね。それじゃ明日

明日は『感謝される存在』というタイトルで、公務員について考えます。お楽しみに!!

-えすかれーしょん