えすかれーしょん

しあわせのおきて

人の暴走は、どうすれば押さえられるのか?

哲学・思想

<幸せの掟は、修正力。暴走を押さえ、冷静にさせてくれる。最強のテクニック>

人は暴走する。一度勢いがついてしまうと、なかなか止まれない。ヒドイ時には、自分の行動に自分で退いている。自分で何でこんな事をしているんだろうと、驚きもする。制御・・・・・・・

暴走というのは、制御が効かない状態。個人においても、集団においても、暴走というのはよくある現象。それまでの流れで、なんとなく進めてしまう。それまでの流れというのが、とても曲者。持っていき場所・・・・・・

おそらく持っていき場所。感情的なぶつけ所を、探している。対象は誰でも良い。ってコトは、その行動自体は、いい加減。何の覚悟もなく、キチッとした理由もなく、ただ持って行き所がそこだっただけ。適当でいい加減な行動なので、整合性が保てるワケがない。やってしまう・・・・・・・

いい加減な行動を続けていくほどに、やってしまう行為に違和感も出てくる。感情的に、持って行き所を探して、それなりに気分が納まる。冷静になった所で、やってしまった行動を見て、自分で退いてしまう。自己嫌悪・・・・・・・・

冷静になれば、自己嫌悪に陥る。自分のした行動が、自分で許せない。だからといって、素直に謝れもしない。自分がしてしまった事に、自分でも戸惑っている。覚悟もなくしているので、自覚が薄い。その場をうやむやにするだけで、精一杯。罠・・・・・・・

気分を納める為の暴走は、罠。誰でもはまってしまう、罠かもしれない。どうして人間は、そんな行動をしてしまう、仕組みになっているのだろうか。なぜ、持って行き所は、誰でも良いのか。どう考えても、対象がオカシイ。チカラ関係・・・・・・・

人間社会と言っても、チカラ関係。チカラ関係で勝てないモノは、持って行き所がない。そうなると、そのまま溜め込むしかない、と言う結論になる。溜め込むのは良いが、それにも限界がある。その時、どうすればいいのだろうか。ぶつけ所・・・・・・・

ぶつけ所は難しい。限界になる前に、ぶつけ所を探さなければいけない。本来ならば、直接的な相手に返すのが、好ましい。でも、チカラ関係で、それが出来ない。下手をすると、返り討ちにされる。返り討ちは、更なる悲劇。歪む・・・・・・・・

チカラ関係で、直接返せないのが、歪みの原因。歪みからスタートしている。とすると、弱い所に弱い所にしわ寄せが行く。しわ寄せが持って行き所を探し、対象が誰でも良くなっていく。どっちがマシかという事になる。自覚・・・・・・・

としたとしても、自覚はした方がイイ。本来の対象ではない存在に、ぶつけている事を。そこがとても、ルーズなままになっている。どっちがマシかという、切羽詰まった所の筈が、ルーズに対象を選んで自覚すらしていない。いらいら・・・・・・・

いらいらはどこからきて、自分はどこにぶつけているのか。せめて、ぶつける時には、その自覚を持ちたい。感情の高ぶりと共に、うやむやにしてしまうのは、ずるさであり、愚かさでしかない。愚かである事は、望んでいないハズ。回路・・・・・・

怒りの回路はルーズで、容易に対象を変えてしまう。その事実を知って、対応したい。怒りの矛先という言葉はあるが、これがいかにいい加減であるかを、知っておきたい。そしてもう一つ、暴走しない方法がある。幸せ・・・・・・・

それをして、幸せかどうか。これを自分に訊いてみる。自分が行動する前に、それをやって誰かが幸せになるかを、訊いてみる。これだけでも、冷静になれる。暴走を、未然に防ぐコトが出来る。テーマ・・・・・

人が生きているテーマとして、幸せがあるらしい。幸せのラインがある。暴走は、そこから外れる行為。人生のテーマから外れるので、冷静になる事が出来る。自分のしようとしているコトが、どんなコトなのか、理解出来る。中断・・・・・・・・・

怒りの矛先を探している段階でも、それを中断出来る。誰でもイイと、動き出している状態でも、止めるコトが可能。それだけ強力な、チカラを持っている。自分が自分である為に。テーマから、外れるワケにはいかないというコト。掟・・・・・・・・・・

それだけに、掟と言ってもイイ。自分の道を外れていないか、確認出来る。幸せにするのかどうかのチェック。強力な、修正能力を持っている、最強のテクニック。それが幸せの掟。これをうまく使っていきましょうって言うのを、今日の結論とします。締めましょう

幸せの掟は、修正力。暴走を押さえ、冷静にさせてくれる。最強のテクニック


そうか、幸せって確かにみんなが求めるモノだよね。そう考えると、不思議だよね、幸せ。自分の行動によって、誰が幸せになるのか。それって普段から考えても良いんじゃないかな。それで、いろいろと自分の行動を修正出来るような気がします。うん。そうしましょう。では明日

明日は『これしか』というタイトルで、民主的について考えます。おたのしみに!!

-えすかれーしょん