えすかれーしょん

きょようじかん

長い時間でも、耐えられるモノは?

哲学・思想

<許容時間は、やる気。許容時間より少し短いところで、区切る。やる気は余らせるくらいが丁度イイ>

イヤにならずに、いくらでも時間をかけても、続けられるモノがある。それはどうして続けられるのだろう。長い時間同じコトをしていても、苦にならない。イヤ・・・・・

イヤになるモノがある。モノによっては、5分でもイヤになる。どんなに環境が良くても、イヤになる。自分の中でイヤになるモノと、イヤにならないモノが存在する。それは単純な好き嫌いとも近い。好み・・・・・

好みによって、かけられる時間が違う。好きな分野には時間をかけても、イヤにならない。不得意な分野だと、短時間でもイヤになる。許容時間・・・・・・・

おそらく、分野毎に許容出来る時間がある。得意なモノがいかに時間を掛けられるからと言って、ずっとというワケにもいかない。それなりに限界はある。とすると、許容時間はある。管理・・・・・・

自分の中で、許容時間の存在を管理。許容時間を知って、それを管理すれば、イヤにならなくて済む。管理の方法は、許容時間を越えない。つまり途中で止めるコト。許容時間の手前で、止める。するとイヤになる事はない。バラバラ・・・・・・・

許容時間は、分野によってバラバラなので、止める時間もバラバラ。おそらく苦手なモノというのは、かなり短い許容時間。とすると、止める時間はもっと短くなる。それで良い。苦手なモノは、イヤになる前に止める。越えた場合・・・・

許容時間を越えた場合、イヤな気持ちを蓄積するだけ。許容時間以上に作業しても、イヤになるだけ。イヤになると、それは後々まで残り、次にやろうという気を削いでしまう。つまりやる気を、削ぐ事になる。かけた時間・・・・・・

かけた時間だけ、物事は身についていくので、やる気は削ぐべきではない。許容時間を越えなければ、やる気は削がれない。イヤにならない。許容時間の手前で止めて、それを連続する。繰り返しやるコトで、許容時間は延びていく。変化・・・・・・

許容時間が延びるというのは、自分の中で変化が起きている。苦手な分野も、少しずつ蓄積するコトで、苦手から解放される。それは自分が変化している証拠。その変化へ導く為に、許容時間より短くする。もしも許容時間を越えてしまったら、イヤになるだけ。区切り・・・・・・

許容時間の手前で止めるといったが、それは区切りでも良い。つまり、苦手なモノほど区切りを小刻みに作っていく。その事で、許容時間を越えずに、続ける事が出来る。イヤになる前に区切れば、ずっと続けられるとも言える。納める・・・・・・

許容時間より短いところで止めると、やる気は余る状態になる。余ったやる気は、なんとか消化したい。許容時間は短いので、なんとか納めようと、無駄なコトをしなくなる。無駄なコトをしている間に、時間切れになってしまうから。段取り・・・・・

なんとか時間に納める為、段取り良くやるようになる。ちょっとの時間も無駄にしない、計算された作業。これは、作業していない時間に、策定されるモノ。余ったやる気は、関係ない時間に出て来て、その段取りをする。反芻・・・・・・・

違う時間にまで出て来て、反芻するのはとても効果的。記憶の再焼き付けや、イメージトレーニングにもなる。上達する、最大の要因。どれだけ違う時間に反芻するかが、上達するかどうかの分かれ目。許容時間より短くする事で、そんな効果も生む。イヤにさせる・・・・・・

許容時間を越えて、イヤにさせる事に、なんのプラスもない。それはやらせている人間の自己満足か、都合でしかない。やる人間の事を考えれば、許容時間は守るべき。更に戦略的に考えれば、許容時間より短くするべき。それぞれバラバラ・・・・・・

それぞれ許容時間はバラバラ。ならば、許容時間、区切る時間は、バラバラであるコトを許す。みんな一緒で、キンコンカンというのが、一番マズイ。それぞれバラバラに出来るように。それが一番戦略的なやり方。最大限・・・・・・

人の能力を、最大限引き出すやり方。それが許容時間の管理。これはやる気の管理でもある。やる気をコントロールして、それを最大限活かす方法。それが許容時間。今日はそこを結論としましょう。締めます

許容時間は、やる気。許容時間より少し短いところで、区切る。やる気は余らせるくらいが丁度イイ

へぇ〜。やる気って余らせるんだね。そうか、それで継続出来るのか。使い切っちゃったら、次に繋がらないからね。いかに次に繋げるかを考える。そうしたら自ずと、許容時間の管理ってコトなんでしょうね。は〜い。それじゃ明後日でございますよ

明後日は『単純な理由』というタイトルで、物事の核について考えます。お楽しみに!!

-えすかれーしょん