えすかれーしょん

さいぶんか

哲学・思想

!!!!細分化は、ドライに。独占ではなく開放。私物化ではなく、客観的に。それがあるべき姿!!!!

専門

細分化して専門分野を作るコトで、より深い所まで探求する事が出来る。ただ、気をつけないと

細分化した事によって、出て来てしまうマイナス面。そのマイナス面を考えてみたい。細分化は深く掘り下げる為には必要。ひとつの事に専念する事で、そのモノの可能性をしらみつぶしに、探し出す事が出来る

それはとても良いのだけれど、気をつけないと他者を排除してしまいガチ。自分の専門を独占して、他者を排除。これは非常によくある事。その専門の中に閉じこもり、他人を寄せ付けなくなってしまう。これがマイナス。排除するのではなく、もっと余裕を持てば良いだけの話

専門でやっているニンゲンが、優れているのは当たり前。ならば、相手と戦う必要は無い。もっと余裕を持って、ドンと構えればいい。その上で、丁寧に説明だけすれば良いだけの話。専門家は、モノとの戦いであって、人と戦っても意味は無い。にも関わらず、人と戦ってしまう人が多い。下手をすると、素人とも戦ってしまう余裕の無いヒトもいる

プロ意識なのかもしれないが、そんなプロ意識は間違っている。排除して閉じこもるのが、プロではない。対立して、排除して安心するのがプロではない。プロ意識というのであれば、開け放ち、余裕を持って接するモノ。素人とは違い、余裕が出来てからがプロだと思う

更に言えば、深く掘り下げる為に、ひとつの事に専念するだけ。もともとは、細分化などされていない。全てがフリーで、繋がっているモノ。細分化は不自然で、便宜上そうしているだけ。ならば、積極的に他分野と交流するべき。他分野と交流しても、浮気にはならない。一途を貫いても、意味がない

どうも一途を貫きたくなる。自分の専門をいじられる事を、嫌がる。どんどん、いじられるべき。風通しを良くして、距離を置いてみる事も必要。その距離が、幅になる。まるで違う分野と接するコトで、見えてくるモノもある。化学変化のようなモノ。化学変化を恐れてはイケない。そこは一歩引いて割り切る

自分の専門は、独り占めする為のモノではない。専門にしがみつくのではなく、放し飼いにして、客観的に見る。専門と自分自身が近づきすぎる事を、防ぐべき。あくまで専門は便宜上であって、私物化するモノではない。濃厚でありながら、よりドライな関係。それが好ましい

細分化のマイナスは、ドライな関係を保てず、専門に依存してしまう事から起きてしまう。依存するモノではなく、客観的に探していくモノ。ドライに深めていくモノ。それを結論として、今日は締めたいと思う

細分化は、ドライに。独占ではなく開放。私物化ではなく、客観的に。それがあるべき姿

へぇ、そうなんだね。確かに自分が専門にやってるモノって、独占して私物化したい。でも、開放しないといけないんだね。壁を作って他者を排除したらいけない。そこら辺は、間違いやすいところだよね。ドライに客観的にか。なかなか難しいけど、それがあるべき姿なんでしょう。得意分野は、みんなのモノ。独り占めはダメって事ですね。はい。それじゃ明日です

明日は、『たとえ話』というタイトルで、その存在理由について考えます。お楽しみに!!

-えすかれーしょん