えすかれーしょん

しみゅれーしょん

しみゅれーしょん

というタイトルで、脳について考えます

いつでも

脳はいつでも、シミュレーションしている

今までを参考に、コレから何が起こるか練っている

それで、人は比較的大きな失敗がなく、日常を送れている

この脳の能力は、おそらくは適応するチカラ

シミュレーションをするコトは、その世界にいち早く適応する為のモノ

それがあるので、どんな新しいコトでもしばらく立てば、適応出来てしまう

実際体験もして、頭の中でそれを何度もシミュレーションして、構築していくのだろうと思う

これはコレで、素晴らしいと思う。でも、落とし穴もある

自分の状況や、世の中の状況で、あまりにも違うコトには恐怖を感じてしまう事

現状には適応出来ている。でもその適応自体が、新たな挑戦に恐怖を感じさせもしてしまう

アルプスの少女ハイジというアニメがあった

その中で足の悪い少女、クララが登場する

彼女はずっと歩けないでいる。この時、脳も歩けない条件で適応している

歩けない状態がずっと長いと、その状態が当然という中でシミュレーションがされる

全ての行動が、歩けない状態の上で、成り立っている

なので、当然でない状態に成るコトは、恐ろしいコトでしかない

実際に歩けたとしても、脳がそれを拒んでしまう

クララはアニメの中で、立ち上がるコトが出来るようになる

でもずっと立てなかった状態にいた。例えばここに、自転車に乗れない人がいるとする

そこに自転車があり、人もいる。条件は揃っていても、自転車に乗れなかった人が、すぐに自転車に乗れるようにはならない

同じように、足が立てるような状態であっても、バランスの取り方など、脳の中で構築されていない状態なら、普通に立ち続ける事は不可能

脳は、経験してシミュレーションして構築する

なので、立つ事も自転車に乗る事も、実際の経験と脳のシミュレーションを必要とする

何度もくり返して、構築出来る。そして恐怖も取り除かれていく

最初は恐怖だらけ。挑戦したとしても、挫折してしまう事もある

新しい環境に身を置いて、体力や能力的にもたない場合もある

新しい環境は、リスク。そう考えると、脳が恐怖を感じるのは当然なのかもしれない

あくまで、自分が耐えられるという条件で、挑戦していくべきなのかもしれない

耐えられるなら、いろんな環境に身を置いた方がイイ

しばらくすれば、自然と適応してくれる。脳が、シミュレーションして、適応するように出来ている

脳も生きる為に必死。適応する為に、シミュレーションをくり返している

恐怖は挑戦の証し。恐怖を乗り越えれば、またそれも経験となる

その経験を元に、シミュレーションが作られる。その繰り返し

出来る限り、失敗の少なさそうな所から挑戦し、成功を重ねる

成功の経験は、自信に繋がり、それがプラスのシミュレーションにもなる

なるほど、挑戦といっても、あんまり欲張らない方がイイ

ダメージは少ない方がイイ。小さな挑戦から、コツコツとが、コツのようで

的な、ダジャレを今日の結論としたいと思います。ハイ

シミュレーションは、構築。脳の中で、いつでも行われ、適応。小さなハードルを越え、自信を付けるのが賢いやり方

そうか、でも小さいハードルって、なんか格好悪いんだよね。で、ついつい欲張っちゃう。もしくはナニもしない。そんなつまらないプライドを捨てて、ジツを作れって事でしょうね。それで、脳が適応してくれる。最大の敵は、自分の中の格好付けの気持ちかもですね。うん。気をつけよっと。では明日

明日は『切り拓く』というタイトルで、道の最初について考えます。お楽しみに!!

-えすかれーしょん