えすかれーしょん

かくせい

今日は、目覚めについてチョッとね

かくせい

閉じる

開く覚醒があるが、閉じるという覚醒もあるように思う

覚醒というのは、目覚め。今まで見えなかった世界が、一瞬にして見えるようになる

これは別世界。一瞬に別世界に行ったかのように、世界が変わる

なので、目が開く、世界が開くイメージで覚醒は使われる

でもその逆で、閉じる覚醒もあるように思う

ザワザワとしたノイズを、閉じていく覚醒

ノイズが無くなるコトにより、今まで見えなかった要素に気づくコトが出来る

閉じる覚醒。閉じさせるコトで、見えてくる

丁度、金環日食を見る為に、光を遮断するメガネを使うのに近い

閉じて、捉えすぎていた世界に制限をかける

おそらくこの世界を、捉えすぎている。捉えすぎると、濃い味のモノしか処理出来ない

薄味のモノって、感じてない。無いモノになっている

閉じるコトによって、覚醒する

ざわめきを押さえていき、ひとつひとつ閉じていく

閉じるゴトに、捉えている世界は変わる。しばらくその世界の中に

その時に見えてくるモノは、あるのか

自分から閉じようとしなくても、境遇により閉じられる場合もある

コレはだいたいの場合、何かを失ってしまうという不幸

不幸であるけれど、閉じられたコトの副産物として、得られる世界がある

あらゆるモノを捉えるよりも、あえて捉えない方が、か細いささやきは聞こえてくる

今まで感じなかった、ほんのか細いささやき。そしてとても薄い味。わずかなモノが感じられる

世の中には、わずかなモノもある。それによって、世界は動いている

世界を構築する、重要なメンバー。感じないかもしれないが、確かに存在する

目立たないかもしれないが、世界を構築するメンバーが確かに居る

そのモノ達に出逢える。それこそ、閉じた覚醒

閉じた覚醒により、それまでより賑やかで、豊かな世界を感じられる

豊かな世界に生きていたコトを、実感

自覚としても、境遇としても、閉じる覚醒に出逢ったら、その段階に入っているのかもしれない

若い時は分からない。分からなくてもしょうがない

まだその段階じゃないから。若い段階の時はそれで必要なモノがある

閉じる段階が来たら、それは不幸に映るけど、喜ばしいコトかもしれない

進んでいる。成長してる。そして豊かに生きられる

開かせようとばかりする覚醒ではなく、閉じる覚醒もある

開いて閉じて、同じ世界が別物に見えて、この世界がまた少し深まる

浅かった自分が、深く広がりのある世界を知る自分に変わっていく

覚醒は、段階。うわべから、より内面へ。この世界の、深い仕組みの領域に。まだまだゲスト。何も知らない

覚醒くらいの様変わりがあると、愕然とする。今まではなんだったのかって。でも、今まではそれなりに必要な時間。それで良いんだと思う。一足飛びに段階は越えられない。一つずつ乗り越えていくしかない。覚醒があるゴトに、その段階に来たと喜んだ方がイイ。人生は、本当にうまく出来たカリキュラムだと思う

-えすかれーしょん