今日は大きくなるにつれ、不自由になってしまう組織を、どうしようかってコト
いんりょくしき
風通しが悪い
風通しが悪くなってしまう組織。引力式にして、風通し良く
組織って、大きくなるにつれ、風通しが悪くなっちゃう
組織が大きいほど、曖昧な部分を許すと機能しなくなる
イヤ大きい分、機能しないってのがより強く出ちゃう
なので大きい組織ほど、キッチリとガチガチに
役割を務める人も、より細かく分担させる
そうするコトにより、組織が大きくなっても、壊れない
ただこれだと、少しまずいコトになる
人間にとっては、ちょっと窮屈
持っているチカラを、充分に使えなくなってしまう
しかも、組織のポジションを守ろうと、消極的になる
決断する時も、その消極性が出て、無難な着地点に
これだと組織は潰れないけれど、無難でつまらない物しか作れない、集団になってしまう
実際大きな組織では、そんな感じの所は多い
これでは、面白いモノなんか、出てくるワケが無い
面白い物が出てくる組織は、それなりのシステム
では、どういうシステムだったら面白いモノが出てくるんだろう
まず、風通しを良くしなければ。つまり、ヒトが自由に動けるってコト
組織ってヒトが役割を持って、繋がってカタチになっている
でもあえて切り離す。繋がったカタチじゃない組織
必要だったら、その都度繋がればいい。しかも、より強力な繋がり
そこで出てくるのが、引力式
引力はあらゆるモノを、引きつけるでしょ。魅力あるモノってのも、人を惹き付ける
だったら、そういう組織にしちゃえば、切り離されても繋がるコトが出来そう
つまり、誰かがアイディアを出す。そのアイディアが魅力的だったら、ヒトを惹き付けるコトが出来るでしょ
集まってきたヒトで、実際に物にしていくって仕組み
現実的に言うと、アイディアは誰でも出してイイ。で、魅力的なアイディアはトレジャーと置く
トレジャーがあれば、トレジャーハンターがニオイを嗅ぎつけて来る
そのトレジャーハンターって言うのは、実際に物として作る能力があるヒト
モノを作る能力があるヒトに、トレジャーハンターとしての権利を与えておくってコト
トレジャーハンターがアイディアを元に、設計図をかく。この設計図は、宝の地図かな
どの宝の地図を探しにいくかは、お頭の役目
お頭って、プロデューサーだね。お金を付けたり人を呼んだり
資金繰りをして、プロジェクトチームを作っていく
で、実際に宝が見つかれば山分けになるし、見つからなかったら失敗になる
これだと、組織のポジションに甘えるコトは出来無い
何がイイのか、確かな目で見る。そんでもって、その鼻でニオイをかぎつける
無難な方向はない。そこにお宝なんて無い
どれがお宝なのか。惹き付けられ、嗅ぎつけていく
まるで引力のように、切り離された物が繋がっていくシステム
窮屈で、風通しの悪い組織なんて、バラバラにしてしまえばいい
みんなが自由に動けるように。そしてお宝、ハンター、お頭。これだけ配置
すごい宝を作り出すには、どうすればいいか。アイディアを出すヒトは、いつもそれを考える
カタチにしたら、どれがすごい宝になるか。ハンター達は、鼻を利かせ設計図をかく
お頭は、本物の宝の地図はどれなのか。その確かな目で判断し、プロジェクトチームを立ち上げる
最初から繋がって無くても、組織として成り立つ
その間を、そのモノの魅力が繫いでくれる。最初っから繋がっている必要は無い
それぞれが孤立していても、魅力がそれを繫いでくれる
魅力という引力が、ヒトを惹き付け、その場で組み上がっていく
現在の組織って、作りすぎちゃっている
最初から細かな役割決めるし、動ける場所も制限するし。これじゃ能力出せないよ
もっと自由に。獣のように、海賊のように。世はまさに大海賊時代って感じで
自由にやらせたらいいよ! 大きな組織の中のヒトって、まるで卵産むだけの鶏
夜中もライト当てられて、卵を産み続けさせられてる
とっても悲しい存在。もっと、野や海を駆け回ろうよ
鎖切り離して、独立して。風通し良く、自由に。引力式ならそれが可能でしょ
必要なのは、鼻と目。直感。もっと言えば野生の感!その場でつながりゃ良いんだよ
引力式は、魅力。大きな組織は、ヒトの能力を殺している。独立させ、魅力で繋げる。魅力という、見えない引力にかけてみよう
ネットの世界でも、引力の傾向ってある。ただ、まだカタチになっていない途中の段階。一足飛びに大企業で、引力式を採用して欲しいね。すごい宝が、沢山出てくるよ。というより、今まで結構潰してたってコト。組織って甘えるモンじゃない。現状はポジションにしがみつく。そのつど組織になればいいね。繋がっていけばいいね