えすかれーしょん

むかいかぜ

今回は面白いモノが持つ、共通のモノって何なのか、突き止めてみたいと・・・。

向かい風

面白味

どれだけ向かい風があるだろう。そこで面白味が生まれる

面白いモノって、共通して向かい風が強い

順風なモノ、順調に進むモノって、退屈でつまらなすぎる

緊張感もないし、興味もそそられない

何より知恵が要らない。自分の成長も要らなくって、そのままでいい

そのまま何も変わらないモノを、見せられる。それはとても退屈

続きを見なくても、先が想像出来て、実際予想通りになる

やはり順風や、順調はつまらない

向かい風なら、全然違う。そのままだと、滅びてしまう

滅びないように、自分を強化し、知恵を使い乗り越えなくてはいけない

どう乗り越えるかは、なにも決まってない。予想がつかない

失敗すれば、滅びるコトになる。そうならない為に、真剣勝負

シナリオはなく、自由で何も保障されていない

その中で、さてどうする

それが面白い。どうなってしまうのか?面白いモノは、みんな強い向かい風

強い向かい風を、どう乗り越えていくか。それは注目する価値がある

乗り越える場合も、乗り越えられない場合も、強い感情移入

うまくいかなければ、自分のコトのようにくやしい

うまくいけば、自分のコトのように嬉しい

たぶん、自分にも起こりうるコト。まるで同じじゃないかもしれないけど、要素としてはある

自分だったらどうするだろうか

緊迫の中、見守ってしまう

面白いモノは、その共通性がある

どれだけ向かい風が強い?

そしてそれを乗り越える為に、何をしよう

実際乗り越えられるか、それとも乗り越えられないのか。その描写がシッカリとされて

とても不安定に何も決まっていない。翻弄されて、そこからどうする

何も決まっていないのは、現実社会でも同じ

突きつけられるコトは、現実でも起こりうる

さて、どうするか。それは、自分にも起こりうるコト。自分ならと、入り込む

それを楽しんでいる。それを面白いと感じている

もし何か、お話を作るコトがあるんだったら、向かい風は強くして欲しい

そうじゃないと、つまらない。どう乗り越えていくか、乗り越えられないか

丁寧に描写。そういうのなら、どんなジャンルのモノでも見てみたい

知恵や工夫がいっぱい詰まった作品。見ずには、いられないと思う

向かい風は、出題。工夫や努力で、どう乗り越えていくのか。決まっていない、不確かな未来。だから見てしまう。だから面白い

どう乗り越えるかって、確かに知恵だよね。それを見たいんだね。でも乗り越えられない悔しさって言うのも、見てて辛いけど、それもイイね。もちろん、そのままで終わっちゃうとイヤだから、最後にはちゃんと乗り越えて欲しい。それだけはお約束。出題に答えないで、出来ませんでしたじゃまだ終われないってコトだからね

-えすかれーしょん