げんじつか
勝手が違う
思い通りに行かない
頭に思っているコトを現実化しても、勝手が違い思い通りに行かない
どんなに偉そうなコトをいっていても、実際にやってみると、驚くほどのズレを感じる
あのズレはどうして起こる
頭では、何度も何度もシミュレーションしている
なのに、実際にやった時は、まるで違う。天地がひっくり返るくらいのズレを感じる時もある
何から何までうまく行かない。うまく行かないコトに焦って、さらにおかしな方向に行く
ズレは、埋まらない溝。頭の中と実際の間に、とても深すぎる溝がある
どうしてそんな溝が出来るのか
おそらく、脳の再現能力。それがかなり都合良い
かなり都合良くできているので、実際にやってみると、惨憺たる結果になる
再現にも限界がある。実際にやってみないと分からないコトは、再現出来ない
再現出来るのは、経験してきた曖昧な記憶。その記憶をもとに、再現する
それは、実際ではない。あくまでイメージの世界。実は細かな部分は、とても曖昧
曖昧なモノと分かっているなら、まだ良い。でも、曖昧だともイイ加減だとも思っていない
それがズレになり、溝になってる
この頭の中のイメージは、相当足りない。曖昧でイイ加減
経験してきた記憶で作りあげる。砂で出来たお城のようなモノ
つまりはまるで別物。まるで別物だと、最初から分かっていた方がイイ
ほんの僅かでも、実際に経験していれば、それは本物の記憶。本物に近いイメージも可能になる
脳のイメージは、何でも作り出す万能のモノ。でもそれはあくまで曖昧でイイ加減
そしてニセモノであるという事実は、心に留めておきたい
何でもやってみる。やらせて貰う。これが正しい姿勢
脳に出来る限り、本物の経験を入れてあげる。本物が増えれば、ズレや溝はなくなっていくから
脳は万能だから、ニセモノ。全部の経験をしないのに、万能になれるハズはない
全部の経験をするというのも、不可能。だとすると、脳のイメージはいつまでたってもニセモノ
経験を増やせば、本物に近づく。結局、現実化の経験の積み重ね
思っているより脳はイイ加減。沢山経験して、ニセモノを本物にしていくのが理想的
現実化は、経験。実体験をすると、それに伴って沢山の情報を、記憶として獲得出来る。寄りかかれるほど脳のイメージは、確実じゃない
脳ってイイ加減なんだなぁ。イメージもイイ加減か。確かに実際にやって、視点が変わるだけでも不安になる。視点が動くだけでも、イメージは崩れる。結局脳のイメージは、固定され安定した視点からいつも構成される。実際やると、視点は固定でなく動くから、それだけで狂っちゃうんだね。なるほど、脳なんてそんなモンか