ばかなやつ
逆の行動
裸の王様
王様は裸だと指摘した子供。その子供をバカな奴だと、思いとは逆の行動をしてしまう
正直に戦っているヒトが居る。そのヒトに対して、応援したいと思う
それとは裏腹に、バカな奴だと否定したりする
それはナゼだろう。ナゼ、否定してしまう
王様は裸だと、正直に指摘した子供。それを否定しようとするならば、それはどのような気持ちだろう
自分の立ち位置
そしてリスク
もしも正直に戦っているモノの側に付けば、それなりのリスクを背負うコトになる
チカラを持つ者と、対立関係になる
これは、避けたい。チカラ持つ者と対立関係になれば、自分も戦わなければイケない
どちらかと言えば、チカラ持つ側の集団の中に居て、何も考えずに気楽にやりたい
集団の中に埋もれて、余計な責務は負いたくない
何かをしなくてはイケないというような、責務は負いたくはない
それで、否定する
今いる現状に安住したくて、それを妨げる者を否定する
バカな奴だと、蔑んでいる
チカラある者の考えに、賛同しているわけではない
考えは正直に戦っている者と、同じ
にも関わらず、チカラある側に付く。その集団の中に埋もれていく
その安住は乱されたくはない
自分の気持ちとは真逆になるが、リスクを取るよりはマシ
気持ちを裏切る罪悪感をいつも抱える。それを抱えながら生きている
いや、罪悪感があるから余計否定する。強く否定するコトで、自分の中の罪悪感も消す
本当の気持ちを、完全にねじ曲げる為に。余計に蔑んで、否定する
それがバカな奴という気持ち。その中には、自分への罪悪感が含まれている
バカな奴になってくれないと、自分がただの弱虫だと言うコトがバレてしまう
プライドがあるので、それだけは避けたい。それでバカな奴というカタチで、お茶を濁す
自分がただの弱虫であるコトを、誤魔化していく
それが全容。それが隠されたヒトの心理。でもヒトなんてそんなモノ。戦わなくてもイイ
バカな奴を作ってもイイ。ヒトなんてそんなモノ。それで生き抜いても来たのだと思う
ある意味自然な行動だと言える
バカな奴は、裏返し。自分がただの弱虫だと悟られない為の、自然な行動。責めるコトは出来無いし、その必要もない。チカラある者が、未熟なだけ
ただの弱虫だと、バレたくは無いわな。でも、チカラあるモノが卑怯な行動をするのが第一の原因だよね。チカラある者が、チカラに甘えて横暴になるのが未熟なんだね。チカラ無い者が、卑怯なのが最初じゃなくてね。しょうがないよ、チカラ無い者にリスクを負って、戦わせるわけにもいかないからね