えすかれーしょん

ちょうのうりょく

ちょうのうりょく

他人を越えたい

人間を越えたい

他人を越えたいと思い、人間を越えたいと思う。超能力がとても欲しい

夢見るように、特別な存在になりたいと思う。なりたい病

なりたい病は、誰でもかかるんではないかと思う

まずは他人を越えたいと思う。他人よりも凄い存在になりたいと思う

それが出来てしまうと、人間を越えたいと考え出す

そんな存在になりたい。凄い存在になりたい。誰でも持っている方向性

このなりたい病。それを可能にするのが超能力。その願望を満たしてくれる

ただ、実際超能力があったとして、それを持っている人間には普通のコト

見せびらかして、楽しむものではないように思う

他人にとっては超能力に見えても、本人にとってはそこまで行くのに積み上げがある

見せびらかすには、恥ずかしいほどの時間を費やしている

裏付けがそこにある

見せびらかさないし、普通のコト

超能力をとても夢見る

凄い力を手に入れたとしても、まだ欲しがる

それはどうしてだろう。最終的に何を求めるんだろう

超能力は、現実から逸脱している。もしかするとそこにヒントがあるように思う

そうか、逸脱ってコトは現実逃避かもしれない

現実逃避として、超能力を求めている。そう考えるとシックリいく

でも、本当に超能力が欲しいのであれば、長い時間かけて積み上げて達する

現実逃避と、積み上げとはまるで別の行為

その別の行為が求めるモノは、同じ。特別な能力

これはどういうコトだろう。なぜそこにそれだけ差があるのだろう

凄すぎるコトを出来るヒトは居る。それを見るたびに、現実の自分との差があり過ぎる

ちっぽけな自分を感じる。そのちっぽけな自分がイヤで、現実逃避する

気持ちの良い部分。凄い部分だけを夢見て、悦にひたる

それが強いと、さらに特別な能力を求める。それはもうファンタジー

フィクションの世界になる。結局出来無い。出来無いのでつくり出す

現実逃避は、フィクションの世界を生み出す

なりたい病は存在して、現実は出来無くて。ちっぽけな自分と、凄い自分を埋めてくれるのは、フィクションの世界

フィクションの世界は、その後発明へと変化していく

自分はなれないけど、モノなら出来る。モノを使えば出来る

モノを知り尽くし、モノを利用すれば、同じコトが出来る

フィクションでファンタジーだった世界が、現実化出来る

でもその段階で普通のコト。それだけの知識を持ち、積み上げてやっと作り出せる

いつの間にか普通になる。それだけの裏付けがあるから

現実化するまでには、並大抵の積み上げではない。シッカリとした理由があり、支えている

超能力を、シッカリと支えている

埋まらないモノを持ち続ける。それでいつか、それが実を結ぶ

いつか。ヒトはいつかという、願いを抱きながら生きている、ちっぽけな存在

ちっぽけなくせに、アホみたいにでっかい存在になろうとする

なりたい病。それは、いつか可能になる願い。始めの一歩

叶わないが積み上がって、少しずつ核心に近づいていく

でも、膨大な時間を費やしているから、普通。もう特別じゃない

それでもまだそれを越えようとする。なりたい病は治るコトのない、永遠の持病

それによって、ヒトは超能力を手に入れる。見渡せば、超能力だらけ

100年後の未来は、超能力で溢れている。でもその時には普通。それを支える裏付けがそうさせる

超能力は、逃避。ちっぽけな現実から抜け出そうとする、なりたい病。あまりにも大きい差を、蓄積して現実にするのが、ヒトの能力

超能力はフィクションで、ファンタジーだね。でも、それを蓄積によって現実に変えてしまう。それは自分じゃないけど、モノを使って可能にする。それが発明。現実逃避も、長い時間をかけて現実化させる始めの一歩なんだね

-えすかれーしょん