えすかれーしょん

にほん

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本物だろうか

 
それだけだろうか

その日本は、本物だろうか。原点から、考えてみる

まるで日本を背負っているかのように、ヒステリックになるヒトがいる

そのヒトは、日本を愛しているという。その日本は、本物なのか

そして、他のヒトは日本を愛していないのか

いま、日本とされているのは、大日本帝国時代の日本を差すコトが多い

大日本帝国であるから、揉めるコトにもなる

感情的に揉めても仕方がないので、原点を明確にしていく

まずは、『天皇』の原点を考えてみる

『天皇』は、帝国時代、武士の時代、平安時代、神話の時代にまで遡れる

神話の時代と言っても、天照大神が示すように、太陽崇拝

つまりシャーマン的要素が、含まれていたと考えていい

王制にシャーマンを混ぜたモノ。それが『天皇』の原点

日本の各地でも、八百万の神を崇めている。シャーマン的なモノは、日本を構成する一要素と考えてイイ

王制の方は骨抜きにされ、取って代わられた支配者によって、都合よく利用されるようになる

それが『天皇』の歴史

江戸幕府から明治になる時、盛んに行われたのが近代化

国歌というモノが必要と分かり、慌てて作る

大英帝国は、王を讃える歌。帝国日本もこれを真似る

しかしながら、せっかく退けた徳川を讃えるわけにもいかない

どれかの大名を讃えたとしても、権力争いを呼び込むだけ

それで、再び『天皇』を王として、復権させる事になる。勿論骨抜きのまま

徳川の亡霊や、権力争いを呼び込むわけにはいかない。当時の状況なら、仕方のない選択

『天皇』に王制と、シャーマン的なモノを合わせ、絶対的な存在にする

神社合祀もその一環で、各地の自由にする事を許さず、末端まで権力を浸透させる為と考える

日本のシャーマン的要素は、それにより一部が剥がされ、歪められるコトになる

剥がし、歪めるコトは、コントロールのし易さに直結する。反対するモノを、処罰しやすくなった

そのコントロールや、処罰し易くするシステムが、現代にもわだかまりの最大の原因として、くすぶっている

実際現代の『天皇』は、明治帝国時代に、カスタマイズされたモノ

『天皇』の特性として、帝国時代、平安時代、神話の時代はおさえるコトが出来る

ただ、実権を握らなかった、武士の時代はスッポリと抜ける

それは、徳川の亡霊を否定した、明治政府がカスタマイズしたから

『天皇』では、日本の全てをカバー出来ない。しかもシャーマン的要素も、一部剥がしてしまっている

古代から続く地域信仰も、否定してしまった。それが明治時代のカスタマイズ

今日本を愛すると思っているヒトは、明治時代にカスタマイズされた日本のコトを差している

明治時代は仕方がなかった。そういう状況にあった

でも今は状況が変わっている。現代においても、明治期の状況を引き継ぐ理由はない

現代にあったカタチを、考えても良いハズ

明治時代にカスタマイズされて、強引に引き裂かれたモノ、歪められたモノ

これを拾い上げ、日本を全てカバーする

日本を愛するというヒトは、全てをカバーしたいハズ

明治時代に合わせてカスタマイズされたモノを、カバーしたいのではないハズ

ならば、それを踏まえて日本というモノを、新たに捉え直しても良い

そのまま引き継ぐ事は、正しくない。その時代、状況に合わせて、カタチを変えていくコトが、より良いコト

明治カスタイマイズ日本。まだその中にいる

カバーしきれず、欠損がある。復活させるモノ、正すモノ。いろんな補修が、必要になる

明治カスタイマイズは、コントロールが目的。その目的は、現代は要らない

ならば、すぐに修正するべきモノ

日本は、日本ではない。コントロールを目的とした、明治カスタマイズ日本を、日本と言ってしまっている。さて、それが分かった上でどうするのか?現代なら、どうカスタマイズするのかな

-えすかれーしょん