えすかれーしょん

ここちよさ

ここちよさ

古きモノ

見向きもされないモノ

古くなって見向きもされないモノに出逢った時、その心地良さに驚かされたりする

古いモノは、堅苦しい。古くさくて、作り物というイメージがする

現代のモノは、直接的で自由。ホンモノとして、直接響いてくる

どちらが良いかと言えば、現代の方がイイ

時代の中で、古いモノがハバをきかせて、のさばっている

時代間の戦いであり、世代間の戦いがそこに起きる

古いモノの横暴さと対立し、否定しすぎてしまう

滑稽なルールの下に、形が作られ、それに固執する古いモノを、許せない

そこで全否定をする

全否定までいかなくても、良いモノまで否定してしまう

それはある意味仕方のないモノではあるけれど、古いモノ特有の心地良さまで否定するのは、モッタイナイ

古いといっても、それなりに良かれと思って出来上がったモノ

心地良さを求めて、出来上がったモノ

その心地良さは、とても自然に入り込んでくる

確かにそれ以外の形式的なモノは、不快でしかない

なので、そのまま古いモノを引き継ぐのも、問題がある

ただ、全否定するほど、悪い物でもない

古いモノの中には、必ず心地良さが存在する

それは、拾い上げたい。捨てられたり、忘れ去られたりするのではモッタイナイ

忘れてはいけない。必ず心地良さがある

その心地良さと、現代のモノとの融合

現代のモノの良さは、自由さ

融合も、無理なコトではない

古いモノは否定しつつ、その中の良い物だけ抽出する

抽出されたモノと、現代のモノを融合させる

現代のカタチに囚われてしまっては、古いモノと変わらない

それは居心地が悪い。何かを新しくする時は、古いモノの心地良さを抽出する

いろんなモノが進歩する中で、失われた心地の良さも多い

せっかくの心地良いモノ。拾い上げて利用したい。智慧はその為に使いたい

心地良さは、失われるモノの中にも、あるんじゃないでしょうか。拾い上げたら、きっともっと魅力的なモノが、出来るでしょうね

-えすかれーしょん