りんかく
成立する。
曖昧でも。
輪郭は曖昧でも、それなりに成立してしまう。
物事は、シッカリ捉えられているようで、まるで捉えられていない。
『なんとなく』というような、とても曖昧な印象として、済ましている。
これでは、収まりが悪い。
入っている情報の量は、技術の進歩と共に増すばかり。
量が増えるほどに、ボワっと曖昧に認識するだけ。
とても収まりが悪い中で、乱雑に不規則に積み上げて放置している。
その曖昧さを、無くしてくれる存在がいたなら、それはとてもありがたい。
スパッと余計な物を、切ってくれる武器があるならありがたい。
ツイッター上で、たまにキレイに切ってくれるヒトが居る。これは爽快。
そしてとてもシックリいく。そのヒトによって武器は違うが、納得出来る切り口で、曖昧さを切り取ってくれる。
その切れ味は、だんだん増してきているように思う。ツイッターは毎日のコト。
まるでサムライが毎日剣の修行に励むように、みんな知らぬ間にその腕は上がっていく。
切れ味は上がっていく。それぞれの良い部分を取り入れて、達人になっていく。
おそらくあと何年かすれば、もっと的確に、もっと理路整然としたツイートも増えると思う。
もちろん、他愛もないツイートも存在するので、それぞれに特化した物になっていくと予想する。
その最初の分岐点に、現代はあるのだと思う。
津田さんのメルマガというのも、ボワっと曖昧にしか認識していなかった物事の輪郭を、くっきりさせてくれる。
輪郭がくっきりするので、とても収まりが良くなる。
その物事がいつ頃から出て来て、どう展開したかザラッと説明してくれる。
ヒストリーを知るコトで、居場所が明確になる。さらにその使い方、それの影響なども説明してくれるので、理解したい欲求は大体満たしてくれる。
津田さんのメルマガは、この膨大な情報の中では、一番有用な存在のように思う。
これからは、膨大な情報を明確にしてくれる存在はありがたい。輪郭をハッキリ切ってくれるヒトは、重宝する。
収まりが悪いままの情報は、彼らによってキレイに収まってくれる。
輪郭は、ボワっとしている。くっきりすれば、収まりはいい。従来は雑誌が担ってくれたが、今はネット。しかも個人が担う時代かもしれない。