ざいせいゆうごう
劇薬が必要。
最初は損しかしない道。
さて、どこの国と財政融合しようか。
経済が停滞する。それもそのハズ。
お金が無くて、モノはある。
供給力があって、需要がない。コレでは経済が停滞して当然。
お金というのは、有限ではない。お金というのは、無限。
ただその価値の問題。お金だけ追ったのでは、道を誤る。
なぜならお金は紙切れでしかない。人やモノを介して、してくれたコトや、モノと交換に渡すモノ。
モノと人が重要で、お金はいくらでも増やすコトが出来る。
日本にはモノが溢れている。そして円高。とても不利な状況。
他の国では、モノが足りていない所も多い。そして貨幣価値も安い。
それを踏まえてどうすればいいかと言えば、通貨統合と財政融合となる。
他の国と期間を決めて、通貨統合してしまう。そして財政も、統合する。
もちろん100%の財政統合は出来ないと思う。20%になるか、30%になるか。それはわからない。
短期的に見れば、損しかしない劇薬。
でも、通貨の価値は下がり、需要があるヒト達にお金が回っていく。
長期的な視野で見れば、悪いコトはない。
経済を強くさせるのではなく、弱くさせる。安定させるのではなく、不安定にさせる。
国というくだらない枠の考えでは、そろそろ解決しなくなっている。
自分たちが得をするコトだけの、狭い考えでは、問題は山積みになるだけ。
国の枠というのが、限界に来ている。少なくとも経済の上では、支障をきたしている。
法律の枠組みは構わないが、財政の枠組みは決壊させなければ保たない。
経済の滞りが著しく、とても不健康な状態。
お金の本質は、交換。
モノやサービスとの交換量。そして、お金の再利用量。
この滞りを解消する為には、もっと交換量が上がる地域や、お金の再利用量が上がる地域に流す必要がある。
日本のこの状況以上の、経済発展はない。先進国は、これ以上何を求めるというのだろうか。
もうこれ以上はない。充分豊か。
あとは他の国を豊かにするコト。平均化するコト以外に、この不健康から脱する手段はない。
財政融合はその為の手段。当然劇薬。
何よりも固執しては出来ない、本質の、大局の経済。唯一の生き残り策。
財政融合は、生き残り。自国益に固執するほど、停滞して不健康になる。未来は、考え方一つで一変する。