じぶんのよわさ
いつもそれと戦う。
大体負ける。
毎日が、自分の弱さとの戦い。そして連日負け続ける。
自分の弱さを、認識する時がある。欲望に流され、やるべきコトを疎かにする。
毎日がその弱さとの戦いになるのだが、大体勝てない。
最初は、踏ん張るが、ある程度まで行くと、妥協してしまう。
自分の弱さに、たとえ勝ったとしても、大してご褒美があるワケでもない。
現状が進むだけで、それほど良いコトが保障されているモノでもない。
自分の弱さとはなんだろう。
まず既定路線がある。自分で作ったり、周りが作ったりする既定路線。
おそらく既定路線を守ろうとして、そこから外れようとするのが、自分の弱さとなる。
おおもとが、既定路線。これ自体が、大したモノではない。それに縛られている。
元が大したコトがないので、既定路線に乗ったからといって、何が起こるワケでもない。
自分に勝った所で、さほど良いコトが起こるモノでもない。日常が、淡々と進むだけ。
ほんのちっぽけな既定路線を守る為に、連日自分と戦っているだけ。
目先のちっぽけな既定路線さえ守れていれば、おそらく変化の少ない穏やかな日々が送れる。
自分がそれを求めているならば、問題ない。でも、もっと大きなモノを求めているならば、既定路線では得るコトが出来ない。
連日自分に勝ったとしても、求めるモノを得るコトは出来ない。
日々小さい世界で、戦っているだけ。
あまりに自分の弱さに負けるので、勝ち続けたなら、きっと良いコトが起こると信じている。
まるで、そういう宗教。本当は、対したコトない既定路線にのって、平穏な一日があるだけ。
既定路線から脱却する為には、どうすればイイのだろう。
本物を手にしたいのならば、根を育てていくしかない。とても地味な積み上げをして、成立していくモノ。
求めるモノの方向性が、ある程度決まったら、それに通ずる根を育てるしかない。
既定路線の中に、根を育てるコトを組み込んでいく。そうすれば、いずれそれが大きな花を咲かせくれるハズ。
求めるモノを得たいのなら、今までと違う根を、既定路線に植えていかないとイケない。
新しい根。求める方向に通じる根。それが戦略的で、自分革命につながる方法だと思う。
自分の弱さは、小さい世界。とらわれずに、地道に新たな根を育てていく。日々の勝ち負けではない、自分革命。