ねむくなる
落ちる。
つまらないほどに。
つまらないほどに、眠くなる。実際、眠りに落ちもする。
つまらないと感じているのは、意識。
ちっと前のブログで、眠りは意識の支配から外れて、脳やカラダが休息すると結論づけた。
でも、意識がつまらないと感じても、眠くなる。眠くなるだけではなくて、本当に眠ってしまう。
コレは、どういうコトだろう。
意識は支配し続けたいハズ。脳やカラダには、渡したくないハズ。
さらには疲れは、脳やカラダであって、意識は関係無いハズ。一体どういうコトだろう。
つまらないと感じている時は、大きなストレス状態。
このストレスと、意識がとても関係していそうな予感がする。
ストレスというのは、自律神経にかなりの影響を与える。
循環、呼吸、消化、発汗などの体温調節、内分泌機能、生殖機能に、関わってくる。
ストレスは脳を除き、カラダ全体に影響を与えている。
いや、カラダにあらわれる症状が分かりやすいからであって、脳にもストレスは影響しているかもしれない。
とすると、つまらないと感じているストレス状態は、脳やカラダにとっても負担になる。
さらには意識も、つまらないと感じているワケだから、三者が同時に逃避行動に向かう。
それが眠りというカタチになるのは、当然かもしれない。
落ちる前は、意識はだんだんと遠くなっていく。つまらないというストレス状態が、暗黒の雲のように広がっていく。
そして、プッツリと糸が切れるように、落ちてしまう。
ストレスは靄のように、真っ黒く染めていく。それが増えるほどに、意識は遠のいていく。
普段の眠りとナニが違うのだろう。
布団に入ってつく眠りは、眠りについたコトも覚えていない。眠って良い状態だから、当然。
落ちる眠りは、カクッと頭が垂れた状態ですぐ目覚める。瞬間の眠り。
そして、その後もつまらないというストレス状態は、続いていく。
普段の眠りと、落ちる眠り。
普段の眠りは、勝手に行われる。眠りをコントロールしようとするほど、眠れない。
意識がコントロールしているとすれば、眠りはそのコントロールから外れる状態なので、当然かもしれない。
眠りと意識は、両立しない。
眠りたいのならば、意識下から脱却する必要がある。
意識は、いつでもカラダや脳を、支配下に置きたいワケではないのかもしれない。
普通、眠りについた後、目覚めれば次の日の朝になっている。
次の日になれば、状況が変わっているコトは多い。ゼロからやり直せる。
でも、つまらない状態での、瞬間の眠りは次の日にはなってくれていない。
それで、カックンかっくんをくり返す。つまらない状態から、逃げるコトは出来ない。
逃げたい意識と、逃げられない現実。
結局、カラダのひとつひとつの現象を、追求していくと当然のコトに、行き着く。
眠くなるは、脱却。カラダと脳は、意識と無意識の2者が交互に動かしている。無意識は助手で、休息を担当。